皆さま、こんにちは。
医療用ウィッグの製作と自毛デビューを専門に行う自由が丘のatelier Frangipani (ikus.医療美容ケア研究会 認定サロン) の高溝です
さてさて、私は、ネイルもお客様を担当していますので、治療中の爪について問い合わせ頂くことも多いです。
抗がん剤治療中にジェルネイルを希望されてご連絡頂く場合も多いですが・・・
当店では、治療が終わるまでは、ジェルネイルは施術しないようにしています。
ジェルネイルは、爪を傷めてしまう要素もたくさんありますから・・・
今回は、抗がん剤治療中に出来る爪のケアについて・・・
抗がん剤はお薬によっては爪に副作用が出る場合もあります。
代表的なものとしては、変色、凹凸
酷くなると亀裂が入ったり、剥がれてしまう事も・・・
そうならないようにするために、治療中に出来る事は・・・
一番大事なのは、保湿です。爪や甘皮をきちんと保湿すること
意外とこれが出来ていない方が多いです。
爪障害のお問い合わせでご来店される方は酷く乾燥している方が多いですよ。
キューティクルオイルを1日最低でも3回、出来れば5回くらい塗るようにしてください。
その際に、出来ればネイルサロンで甘皮のケアをしてもらうとより効果的です。
ただし・・・一般のネイルサロンでは、甘皮を切りすぎる傾向があります。
脇のリンパ節を切除している人はちょっと注意が必要です。
もし傷がついてしまうとそこから蜂窩織炎を起こしてしまうことがあります。
甘皮は余りきらないでくださいと伝えてくださいね。
当サロンでは、最新の注意を払い、ルースキューティクルという角質のみ除去するようにしています。
甘皮は必要最小限のカットにしています。
初めての甘皮ケア体験をしたお客様です。
かなり乾燥していて、爪の形を整え甘皮をキレイにして保湿すると見違えるように・・・
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この親指に出ている縦すじは、乾燥が激しいとよりはっきり出てしまいます。
甘皮がキレイにケアされた状態でキューティクルオイルでしっかり保湿をすれば、爪母にオイルの成分が届きます。
爪母は、爪が毎日作られているところ・・・そこの環境を良くすることが大切なんです。
キューティクルオイルも、浸透力の良い天然成分のものがおすすめですよ
当店のネットショップ「アトフラ」でも販売しています。
しっかり保湿して爪障害を予防しよう!
10年ほど前に乳がんになり、抗がん剤もやりました。
そして、治療終了8年目に転移し。現在も治療中です。
治療の副作用で、爪が欠けたり、弱くなったりして、深爪になったり、乾燥もひどいです。
爪のケアをブログを拝見させて頂き、ぜひ自分でもケアしていきたいと思います。
そこで甘皮の部分のやり方教えて頂きたいのですが良いでしょうか?