皆さま、こんにちは。
がん患者支援団体 ikus.医療美容ケア研究会 認定サロン atelier Frangipani 高溝です。
抗がん剤治療では、脱毛だけで無く爪にも影響が出る場合があります。
乳がんの治療に使われる、タキサン系の薬は、爪障害が出やすいです。
どんな事になるのかというと・・・
まず多いのが変色です。これはタキサン系の薬と言うよりは、アンスラサイクリン系の薬の方が変色するかもしれません。下の方から黒くなってきます。実際の投与から1ヶ月くらい経ってから見えてくる場合が多いです。
つぎに、横筋が入る場合。
さらに酷くなると爪甲剥離といって爪の先端が皮膚から浮いてしまって白くなってきます。
あとは、途中から剥がれてきたり・・・
様々な症状が出ますが、爪というのは、爪母で作られていて、それが少しずつ押し出されているんですね。
爪母ってこのあたりです。実際には見えていない部分です。
そして、爪は、細胞としては死んでいるのと同じで一度筋が入ったり、変色したりしてしまうとそれ自体を直すことは出来ないんです。
下から新しい爪が伸びてきてキレイな爪が、押し出してくれるのを待つしかありません。
なので、爪障害は、なるべく起こさないようにするのがベストです。
どうしたら爪障害を起こさないように出来るのか・・・
ポイントは・・・
血流遮断
血流促進
保湿
この3つです。
どういうことなのか・・・
詳しくは、来週末、2月23日(日)10時~の「ミニおしゃれマルシェ」でお話しします。
参加出来ないという方のために、明日にでももう少し詳しく説明しますね。
すぐに出来ることは、保湿です。
乾燥は爪障害を悪化させてしまいますので、なるべく保湿を心がけて下さい。
保湿には、キューティクルオイルがいいですよ。
爪母は、見えていない奥の部分なので、浸透するオイルが望ましいです。
2月23日の、ミニマルシェでは、お好きな香りでキューティクルオイルを作ります。
その他、爪のケア用品の販売もします。
まだ、お申込み可能ですので、体調の良い方は、是非~
【現在募集中のイベント情報】
「治療中に役立つ、ミニおしゃれマルシェ」
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