阿蘇山を眺めて暮らす自由人!

四季の移ろいを肌で感じ、阿蘇で暮らす自由人が見たもの・聞いたこと・感じたこと

オタワ→トロント

2014年08月31日 | 北米大陸横断

 移動日だが、散歩を兼ねてノートルダム聖堂(現存するオタワ最古の教会)へ日曜ミサの前の厳かな雰囲気を味わう(午前8~9時)

 オタワ11時30分発~16時30分トロント着のバス(Greyhound)…道路の周りは林や湿地から都市(キングストン)に近ずくにつれて農地が多くなる

 今日はトリップアドバイザーで評価が高い”A Suite Dreams Toront B & B”に泊まる…夕食は宿近くで韓国料理

 ”Maman”(ルイーズ.ブルジョワ作)と後方はカナダ国立美術館(オタワ)

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オタワ(Parliament Hill, By Ward Market, Museum)

2014年08月30日 | 北米大陸横断

 8時30分出発’、Parliament Hill行く途中、リドー運河の水門を人力(4名 )で開け閉めする様子を眺め、 国会議事堂のガイドツアーではイギリス、フランス、アイルランド、スコットランド等の地域から来た人々が協調して国家を作り上げて行く工夫を強調していた

 午後、市民の台所バイワード マーケット(By Ward Market)に 寄り、不足気味の野菜や果物(トマト、プルーン)を買う

 カナダ歴史博物館で先住民族から現代までのカナダの歴史を学ぶ…2万歩ほど歩き疲れた一日だ!

 カナダの国会議事堂

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オタワ(Greyhounds Bus, Capital Cruises)

2014年08月29日 | 北米大陸横断

 6時起床、昨夜も睡眠導入剤飲みよく眠れ時差かなり解消

 ケベック州は標準語がフランス語である。さらに東方向のイースタン.タウンシップスへレンタカーを運転して行くにはフランス語の道路標識を瞬時に見極めることが必要だが解読に不安もあり、バスで西方向のオタワ(オンタリオ州;英語圏)へ行くことに変更する

 10時モントリオール発のバス(GreyHounds)でオタワへ12時30分に着く…車窓は自然が多く単調な農業地帯が広がり、空の雲が低く見える北の大地、18年前モンタナで始めて経験した風景だ!

 今日の宿は、Best Western Plus Gatineas-Ottawaへチェックインを済ませ

 午後4時10分から、Capital Cruises、オタワや川の歴史解説、国会議事堂、リドー滝、文明博物館のパノラマの景色…カナダの歴史を知るにはオタワ見学も必須だ!

 空の雲が低く見える大地

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モントリオール(市場Jean-Talon、地下街、モントリオール市庁舎)

2014年08月28日 | 北米大陸横断

 朝食済ませ8時30分出発

 Metroで市場Jean-Talonで買い物、カナダの名産メープルシロップなど、試食して買い込む…便秘気味のため野菜ジュースもタップリ飲み体調を整える

 新鮮な野菜や果物が沢山並ぶ”Jean-Talon市場”

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 午後、再度、繁華街の中心McGillへ出向き、地下街や地上のモールなど街をブラリ…

 市庁舎見学…モントリオールが 国際都市へ発展してきた歴史はモントリオール市庁舎(市長のビジョン)の歴史に凝縮されている(市のガイドの解説)

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モントリオール(ノートルダム大聖堂、セントジョセフ礼拝堂)

2014年08月27日 | 北米大陸横断

 6時起床。7時30分から朝食、自家製のバナナグレート、ベーグル、コーヒー、目玉焼き、ソーセージと豆。経営者はカナダの大学を卒業して2年前からをB&B を始めたとのこと。

 8時30分出発、Bus Depo で3Days Chicketを購入しダウンタウンへMetroで、”ノートルダム大聖堂”見学…落ち着いた色使で質素だが厳かな雰囲気(ネオ.ゴシック様式)、ネルソン提督像、”ノートルダム.ボンスクール教会”など銀行街をブラブラ

 ノートルダム大聖堂

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 Metroに乗り”セントジョセフ礼拝堂”見学…超近代的なデザインの内装(イタリアのルネッサンス様式)カナダの守護聖人、聖ジョセフに捧げる目的で造られた

 B & Bには5時到着、久しぶりに歩き疲れた一日!

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成田からMontrealへ

2014年08月26日 | 北米大陸横断

 ”ANAプラザ ホテル成田” 5時起床、朝食バイキングでこれからの長旅のエネルギーを補給する

 8時10分のシャトルバスで空港へ、熊本空港でチェックイン完了しているので窓口で荷物と搭乗券を発券。

 成田発午前10時45分のシカゴ行き。エコノミープレミアムの座席広くて ゆったり満足…シカゴまでは約11時間、順調運行で25分早くシカゴに着く、現地時間に時計を合わす。

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 米国に入国して荷物を取り乗継ぎのUnited Airlineに再度預ける。この時モントリオール行きゲートF12Cを探すのに一苦労。しかし気象状況悪く出発1時間強遅れて26日午前12時出発。シカゴとモントリオールの時差は1時間、日本とモントリオールの時差 は13時間(日本より13時間遅れ)で地球の反対側に着く。

 今日泊まる日本人経営者安希子さんの”B&B La Petiti Proune”に午後4時ごろ到着。

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北米大陸横断の旅

2014年08月25日 | 北米大陸横断

 念願の”北米大陸横断(Montreal-Toronto-Chicago-San Francisco-San Jose)”に出発!…18年前、ロスアンゼルス近郊の”University of California, Irvine”で6ケ月過ごした。この時一度は北米大陸を横断したいと思い、今回実現!

 前泊は成田空港近くの”ANAクラウンプラザホテル成田”に宿泊

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 明日、10時45分発のANA(成田--OHARE/Chicago--Montreal)で出発する…概要は妻と相談しながら作成し、詳細な計画や航空機・AMTRAK・ホテルの予約等は全て妻が行う

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カンナ、ミソハギ、ムクゲ

2014年08月24日 | 阿蘇のくらし

 人気の赤黒く光沢がある銅葉”カンナ・インゲボルグ(Canna indica ‘Ingeborg’)”は熱帯、亜熱帯に育つ植物

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 銅葉の”ダリア”

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 盆花としても使われる”ミソハギ(禊萩)”の花…青い蜂(ブルー・ビー)が蜜を吸いに来る

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 ”ムクゲ(木槿)”は大韓民国の国花…夏から秋にかけて白・紫・赤の美しい花が咲く

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 ”ブッドレア(フサフジウツギ(Buddleja davidii)”に蝶が来た!

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ダリア、フロックス、メドーセージ

2014年08月22日 | 阿蘇のくらし

 今年は異常気象の夏、日本各地、豪雨による土石流で被害多発、国土開発(住宅建設地等)を根本的に考え直す時だ

 雨に強い花が鮮やかな”ダリア(dahlia; 天竺牡丹)”の花が咲く!

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 華やかに咲く”フロックス(Phlox;花魁草)”の花

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 濃い青紫色が目立つ”メドウーセージ(meadow sage)”の花!

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阿蘇の草原と放牧

2014年08月20日 | 阿蘇ガイド

 阿蘇では古くから牛馬を飼うために、野焼き・放牧・採草などが繰り返し行われ、人間の行為と自然の回復力が釣り合った形で維持されてきた(世界農業遺産;2013年認定)…面積は約24,000ヘクタール、久住方面(大分)とあわせると西日本最大の草原

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 草原は、その用途によって使い分けられる。
①放牧地(芝のような草丈の低い草地で、牛馬を放し飼いにする「短草型草地」)
②採草地(ススキ、ネザサ、トダシバなどが茂る草丈が高い草地、牛馬の飼料用に草を刈り取る「長草型草地」)
③茅野(茅葺き屋根の材料とする枯れたススキを1~2月に刈り取る)
④改良地(原野を改造して、栄養が高い牧草を育てる「牧草地」)

 草泊(くさどま)り…阿蘇地方には、春の野焼きと秋の”草泊り”の風物があった。牛馬の飼料などを確保するため、秋の彼岸過ぎ、農家の人々は家を離れて草葺の小屋に寝泊まりして草を刈った(草を刈る場所が遠く、刈る期間も限られていたため)(3月8日撮影)。

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 【問題提起】現在の”食”に衝撃を与えるDVD Video ”フード・インク(FOOD, INC.)”(第82回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー部門ノミネート)もご覧になって現状認識を!

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夏の阿蘇山(案内)

2014年08月13日 | 阿蘇ガイド

 夏の阿蘇山は深緑で美しい(南阿蘇村の自宅から撮影)

 今年は8月に入り雨が多い、台風12・11号の影響や太平洋高気圧が弱いためだろう

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 ”阿蘇火口ワォーキング”の案内(大人2名)、幸運にも晴れて爽やかな微風だ!

 ロープウェイ乗り場入口(登山口)から徒歩約40分で”中岳火口”露出した湖底から白い「水蒸気」や「二酸化硫黄」を吹き出している

 山頂の売店で8分ほど休憩(トイレ・水補給)して”砂千里ガ浜”へ、火山灰・火山礫に覆われた火山荒原を散策(火山灰やガスに強い「イタドリ・コイワカンスゲの塚」も所々に)、中岳登山口で折り返して下山、天気に恵まれ皆さん!満足

 家の潅木にも多くの実が成る!

 ”ブルーベリー(blueberry)”の実…酸性土壌で有機栽培、阿蘇の土壌に適合する

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 ”ビルベリー(bilberry)”の実はブルーベリーに比べ約4~5倍のアントシアニンを含む

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 ”ヤマボウシ(山法師)”の実はマンゴウのような甘さ

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火山荒原の植物

2014年08月10日 | 阿蘇ガイド

 阿蘇中岳火口(8/7撮影)は湯だまりの湖底が露出し、水蒸気と二酸化硫黄(有毒)を噴出している、火口周辺では噴石・噴気(ガス)や火山灰にさらされ、土地は強い酸性土で生育出来る植物は限られている


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 ロープウエイ乗り場から徒歩で登山すると、最初に目に入る植物は、火山ガスや乾燥に耐えられる”ミヤマキリシマ(深山霧島)”…ツツジの一種で、5月下旬から6月中旬が花期だが、今年はガスが強かったせいか花が咲かなかった


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 ”キリシマノガリヤス(深山野刈安)”はイネ科ノガリヤス属の植物


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 ”カリヤスモドキ(刈安擬き)”イネ科ススキ属で阿蘇の火山荒原では多い


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 火口に近づくと”コイワカンスゲ(小岩寒菅)”カヤツリグサ科で半球状の群落を作ている…火山礫の間にコイワカンスゲが生えると火山灰が根元にたまり株数を増やす


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 ”イタドリ(虎杖、痛取)”は火山活動の影響に対して最も抵抗力が強い…火山灰に埋められても長い地下茎があるので枯死せず、茎を伸ばし塚を作る

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阿蘇の野草(3)

2014年08月09日 | 阿蘇ガイド

 強い台風11号が近づいている九州に上陸しなければよいが!

 阿蘇の高原や登山道には夏から秋の野草も多い…

 ”ネジバナ(捩花)”…花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く

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 ”ヤクシソウ(薬師草)”…黄色い花が固まって咲く

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 秋の七草の一つ”カワラナデシコ(河原撫子)”…一際目に付く淡紅色の花

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 秋の七草の一つ”オミナエシ(女郎花)”…草原に溶け込む黄色の花

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 車窓から目に入る”ハナウド(花独活)”や”ノリウツギ(糊空木)”(アジサイ属の花木)の白い花は今が盛り草原に映える!

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阿蘇の野草(2)

2014年08月08日 | 阿蘇ガイド

 阿蘇山頂への道端にも多くの野草が自生している…

 鋸の歯のようなギザギザの葉”アソノコギリソウ(阿蘇鋸草)”は阿蘇周辺でよく見かける

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 初夏に釣鐘状の花を咲かせる”ホタルブクロ(蛍袋)”は季節の花!

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 ”ミヤコグサ(都草)”は阿蘇の草原にも生えている

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 ”ヤマホトギス(山杜鵑草)”は秘めた強さが感じられる

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 ”ユウスゲ(夕菅)”の花は夕方、優雅に咲く!

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 ”ゲンノショウコウ(現の証拠)”…生薬に用いられ「実際(胃腸)によく効く証拠」の意味

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阿蘇の野草(1)

2014年08月07日 | 阿蘇ガイド

 台風12号と11号の合間に、阿蘇”草千里ケ浜”をトレッキングして夏の草花をウオッチ…

 ”ツクシアザミ(筑紫薊)”…触れないで棘がある!

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 競合する植物が少ない所で育つ”ノギラン(芒蘭)”の花

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 日当たりが良い草地や河原に育つ”カワラマツバ”は葉が松葉のように細く長さ2cm程

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 ”シモツケ(下野)”の花、漢名の繍線菊(しゅうせんぎく)は「無益」「整然とした愛」を意味する

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 花期(6-8月)の”ウツボグサ(靫草)”は生薬(利尿、消炎作用)に利用される

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