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幸福の国の真実

2015-06-04 01:35:37 | 日記
今週の未来世紀ジパングで「幸福の国の真実」シリーズ②が放送されました。
前回はブータンだったのですが、今回はデンマークでしたね。
国連の「幸福度」調査というのがあるらしく、デンマークは昨年、一昨年と
世界第1位の国だったそうです。最新ランキングでは惜しくも3位(1位はスイス)
だったようですが、それでも北欧の国は国民の満足度が高いですね。
ちなみに日本は46位らしいです。韓国が47位だそうですね。

デンマークでは教育費、医療費が基本的に無料だそうで、仕事も朝9時から
夕方16時で終了という企業が多いそうです。日本の正社員では考えられない
勤務時間の短さだと思いますね。デンマークでは女性の就業率が70%だそうで、
結婚して子供が産まれても仕事を続けるのが一般的だそうです。
夫婦で子育てするのが当たり前、社会全体として育児を支援するというのが
国の方策みたいですね。その代わり、消費税はなんと25%、所得税も年収の1/3は
持っていかれると言われているほど、税金が高い国でもあります。
それでも、国民の幸福度が高いのは、高福祉国家だからでしょうか。

環境問題の観点から、デンマークという国について感じたのですが、
デンマークの人たちは移動手段に自転車をよく利用するんですね。
国内には自転車専用レーンがあり、車道と歩道の中間に整備されています。
九州ほどの国土で、560万人ほどの人口だからかもしれませんが、電車に自転車を
持ち込んでもOKというから驚きです。国民が積極的に自転車を利用することで、
車の渋滞や排気ガスの削減に寄与し、健康的なライフスタイルによって医療費も
削減できる、という好循環が生まれているようです。

国として、環境に良いから、自転車を活用しましょう、というだけでは
普及しなかったと担当者が言っていました。国民が自転車を利用するには、
自転車を使う明確なメリットを打ち出す必要があったそうです。
なるほどと思いましたね。新しいビジネスプランを構築したり、
オリジナル商材を開発していて、それを消費者にアピールする際には、
それを使うどんなメリットがあるか、を明確にする必要がありますね。
それが国民の幸福とどう結びつくのか、イメージしながら提案していく。
そんなことを学べた気がします。またひとつ勉強になりました。

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