クローズアップ現代+「夫婦げんかで子どもの脳が危ない」

NHK「クローズアップ現代+」で「夫婦げんか」が
子どもの脳に与えるダメージについて取り上げていましたね。

「夫婦間の暴言」が子どもの脳に与える影響を調べるためのチェックリストがあり、
子ども自身に自分の家庭環境を想起しながら答えてもらうのですが、
福井大学とハーバード大学が、アメリカ人を対象に行った調査で、
スコアが40点以上だった子どもの脳をMRIなどで調べた結果、
一部が萎縮していることが確認されたとのことです。

実際に家庭内暴力を振っている様子を見ることより、言葉による暴力の方が
はるかにダメージが大きいとのこと。

いつも嫌みを言ったり、相手をけなしたり、暴言を吐いたり、相手の尊厳を踏みにじったり
するような発言は言葉の暴力であって、それが子どもの心と体に大きな傷を与えてしまう。
特に脳にダメージを与えてしまうというのはショックですよね。

こうした科学的な根拠が出されたことで、言葉による虐待というものが実在すること、
自分の発言には細心の注意を払わなければいけないと、政治家ならとりわけ、
自分の発言に責任を負うべきだと思いますね。
「このハゲ～～～～！！！」と元秘書さんを罵倒した元政治家さん、
自分の発言でしくじってしまいましたし。

言葉は力がありますから、気をつけないといけませんね。

プレゼンで失言しないように気をつけなきゃ（苦笑）