前回紹介したオフロードマウントフジに続いて、新商品の「ナゴヤキャッスルミキサートラック」をレビュー。
いや、しかし商品名どんどん長くなるな・・・
実はこの二つ、一緒に買ってきたので「ナゴヤキャッスル~を遊ぶためにオフロード~を買った」という訳なんです。
富士山も合体ロボのモチーフとしては珍しいですが、名古屋城も珍しいですね。
お城から変形するロボって、2次元作品ではネタとして出てくることはありますが、現実商品になったのって数えるほどしかないのではないでしょうか?
さすがにスケール感はちぐはぐですが、未来的ラインのミキサーカーと伝統的な名古屋城のコントラストは最高ですね!
ミキサートラック。
通称ではコンクリートミキサー車、正式名称は「アジデータトラック」ですね。
現実の車両よりかなりSFチックで直線的なデザイン。
正面と背面に合体用のジョイントが設けられているため、その部分の造形がごっそり削られています。
なので、横向きで見るのが正しい遊び方になりますね。
一方の名古屋城は、かなり造形頑張っています!
中腹に合体用ジョイントがあるものの、全体のバランス、屋根のラインなど出来る限り本物に寄せようとしているのが分かります。
城壁と窓の再現も凄いですね!
そして名古屋城の象徴と言えば「金の鯱(しゃちほこ)」!
あまりに小さいので造形はさすがに潰れていますが、塗装も含めしっかりと再現されています。
まあ、小さい子供が遊ぶことを想定すると、尻尾の部分が飛び出すのは危険だし仕方ないですね。
さて、ユニトロ合体ですが、ミキサートラック後部と名古屋城中腹のジョイントを合体させます。
自動変形で、名古屋城の外壁が左右から跳ね上がり、ミキサートラックは車体真ん中から折れ曲がります。
左右が入れ替わっていますが・・・
ここからは手動で変形させます。
ミキサートラックは両脇のパネルを展開。
名古屋城内部に折り畳まれている脚部と尻尾を展開します。
ワイバーン型ロボットの完成!
なんとも直線的で独特な形をしたロボです。
頭部アップ。
歯を食いしばったような独特の表情。
こちらはオフロードマウントフジより目の形が音符っぽくなっています。
残念ながら口の開閉などのギミックは無し。
ユニトロボーンもライスボールポリスカー以降、ジョイントを多く設けた多重合体遊びを推奨しています。
今回の新商品であるナゴヤキャッスルミキサートラックも、そうした合体の自由度はかなり上がっています。
まずは天守閣の屋根を跳ね上げると、そこには合体用ジョイントが!!
そこにミキサートラックを合体させると、タワーチックな新たなロボの姿に!
更には尻尾の先端部分にも合体ジョイントがあります。
そこにミキサートラックを合体させ鳥型ロボに!
なんならミキサートラックと合体せずとも、名古屋城単体でもロボ風に!
公式というか、商品そのままでも独特のデザインや、名古屋城という面白いモチーフで楽しめるナゴヤキャッスルミキサートラックですが、特に名古屋城に付けられたジョイント位置が絶妙で、様々な組み合わせで遊ぶことが出来ます。
ユニトロボーン公式では、今までの2個合体を別なものと入れ替える「アリエナイ合体」を超えた、3個以上の合体を「メッチャアリエナイ合体」という名称で呼んでいます。
今までのコレクションで新たな遊びをしてみたい方にも、これからユニトロボーンに手を出そうと思っている方にも、このナゴヤキャッスルミキサートラックは使いやすくて遊びごたえがあるのでお勧めです!!
次回はそんなメッチャアリエナイ合体の例をご紹介したいと思います。
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