うどん県は初ではないのですが、高松はお初、栗林公園もお初。
国の特別名勝に指定され、旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では「わざわざ旅行する価値がある」を意味する三つ星に格付けされている栗林公園。
日本を代表する大名庭園として国内外から高い評価を得ている名勝。
入園する前の案内図でこれは一人で周るのは大変かなと、ガイドさんをお願いしました。
ボランティアガイドさんがいらして無料で案内していただけます。
60分コースが基本とのこと。
夏には約1000株ある蓮(はす)の花が湖面を覆うそうですが、9月の始めはまだ覆ってました。
千利休から始まる茶の湯の流れは、曾孫の代になり三流派(三千家)に分かれるそうです。
松平家初代藩主頼重公は、高松藩初代茶道頭として、千利休の曾孫にあたる初代千宗守(一翁)を京都から招聘という茶の湯文化を持つ高松藩。
歴代の藩主が使用した茶室で、江戸時代は「大茶屋」といわれていました。玄関を持たず、どこからでも出入りできるように、いろいろなところに沓脱石(くつぬぎいし)が置かれた、数奇屋づくりの建物になっているそうです。
時間がなくて掬月亭は入れてません。
ここでお茶したかった。。。次回リベンジ。
すべての雨戸が一か所にしまい込める仕組みになっているところがすごい!
紫雲山を借景として6つの池と13の築山を配した大名庭園。
掬月亭の茶室からこの写真の風景が見えるのだそうです。
回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなっていて、借景となる紫雲山を含めると広さ75haで東京ドーム16個分だそうです。
「栗林」とはなっているけれど、完成当初から園内の樹木はマツを主要としていたそうで、名の由来となった栗の林は北門近くにあったようですが鴨猟の邪魔になると伐採されてしまったそうです。
★蹴上がり五葉松
アメリカの庭園専門誌の「2011年日本庭園ランキング」にて、足立美術館(島根県)、桂離宮(京都府)に続くに続く3位となったそうですが、日本の三大庭園の中には残念ながら入っていません。
偕楽園、兼六園、後楽園よりも優れている明治時代の教科書に記載があったそうです。
見どころはいろいろあるのですがあり過ぎるので詳細は公式サイトをご確認ください。
http://ritsuringarden.jp/jp/
香川県には公務員の庭師さんがいるそうで、その方たちが毎日丁寧にお手入れされてるんですね。
★恋ツツジ
最近人気のスポットだそうでカップルにおすすめですね。
水が綺麗~~~。
栗林公園のパンフレットにも載っている有名な景色。
室町の手法を残す石組みの地をもとに、江戸時代、讃岐高松藩の歴代藩主により百年余りの歳月をかけて完成、下屋敷として利用されていたそうです。国の特別名勝に指定され、旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では三つ星に格付されています。
途中、雨がポツポツ来てじっくり見れなかったので、またリベンジだなぁ。
特別名勝「栗林公園」
JR高徳線「栗林公園北口駅」徒歩3分(北口)
ことでん琴平線「栗林公園駅」徒歩6分(東口)
ことでんバス・高速バス 栗林公園前バス停
北行き徒歩1分・南行き徒歩2分(東口)
※栗林公園の周囲には食事処やカフェ、お土産物産さんもほとんどないので注意。
香川県高松市栗林町1丁目20−16
※栗林公園の開園時間は日の出と日没に合わせて毎月変わるそうなので訪問前にチェック必須!
休日 | 年中無休 ※商工奨励館・讃岐民芸館・掬月亭・日暮亭は、12月29日~1月1日の間、閉館 |
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料金 | 入園料: 大人410円、小人170円(20人以上の団体は、大人320円、小人140円) 元旦と開園記念日(3月16日)は無料開放日 ※小学生と中学生は小人料金。未就学児は無料。 |