富士フォトガイド

 いつまでつづくやら

山室灯りと赤富士

2007-08-31 19:58:41 | 富士山
連日多くの登山者で賑わった富士山も今日が閉山の日。今朝から雨が降り記録的な猛暑が嘘のように涼しい。この写真は八月二十五日未明から山中湖で撮影。









富士山には奈良時代に伊豆に流された役小角(えんのおづぬ、役行者)が夜な夜な富士山に登ったと言う伝説があります。平安時代になると末代上人が富士山に登って修行し富士修験を開いた。それ以来修験者(山伏)が村山「現在富士宮市村山浅間神社」
に集まりその山伏を先達とした登山者が多くなった。江戸時代になると江戸を中心に富士講が栄えさらに登山者が増えていった。明治初年、廃仏毀釈により浅間神社
や富士山から仏像、仏具が取り払われ修験の中心村山は衰退した。以来富士山は信仰の山から観光の山へと移って行った。



清水柿田川レボート最終。

2007-08-27 19:42:07 | 風景
柿田川はすべて湧水、全長1200mで狩野川に合流し駿河湾に注ぐ流域はホタル、トンボ、チョウ、アブラハヤ,アユ,セリ、トウカイタンポポ、なぞ、田園地帯から消えつつある動植物が多数みられる。貴重なミシマバイカモ、ツリフネソウ、ヤマセミ、カワセミ、ゲンジホタル、アオハダトンボ、ミドリシジミ、ミズイロオナガシジミ、アユ、アマゴ、など豊富。静岡県東部「沼津市、三島市、熱海市、函南町、清水町」約35万人の飲流水となっている。
狩野川合流手前の昔の水門跡










平穏の日々がここにある。




短い川でしたが長い旅に想えました。手前が柿田川奥が狩野川ここで合流し右手に流れ駿河湾に入る。大仁はこの上流。

狩野川台風1958年(昭和三十三年)九月二十六日~二十八日近畿地方から伊豆半島に上陸、未曾有の被害をもたらした。死者不明千二百六十九名、家屋全半壊一万六千七百四十三棟、高一の時だった、一週間ほど経ってから自衛隊のトラックで被災地伊豆大仁に入った。狩野川が決壊、田畑は泥で埋まり激しい濁流の後や流木が見られた。その日、民家の片付けや掃除など手伝った。壁には生々しく水位の跡が残っていた。


清水柿田川 その2

2007-08-23 16:14:48 | 風景

静岡県清水町の柿田川は富士山の地下水です。霊峰富士の恵み摂氏十五度前後の冷たく透明な泉の湧水の川、天然クーラーで涼んで下さい。












天然記念物「三島梅花藻」ミシマバイカモはキンポウゲ科の多年草水中植物で清水町と隣接の三島市楽寿園小浜池で昭和5年(1930)に発見された。水中に沈んだ細い葉と可憐な梅のような白い花を開き、富士山の冷たいきれいな湧水と日当たりを好み一年中花を咲かせて楽しませてくれます。






祈願火祭り

2007-08-18 12:42:25 | 行事 祭り

神主さんの祝詞奏上のあと玉ぐし奉天


子供達も火祭り体験。松明をゆらゆら下げ道を行進


境内前で手馴れたパフォーマンス。こどものバチ捌きも祭りを盛り上げた。


松明の炎の行進


猛烈な熱い火焔放射だ。男衆の粋なパフォーマンス

富士市神戸地区まちづくり推進会議が共催した祭典。火祭りは八月中旬、火のついたまきの束を輪の字に振り回し害虫駆除や無病息災など地域の安全を祈願する。一時途絶えたが十五年前に復活した。

清水、柿田川   その1

2007-08-11 16:54:24 | 風景

柿田川公園内の小川で涼む憩いの場


いたる所から砂を巻き上げる湧水



沸き出るタンクの底には魚が泳ぐ


柿田川周辺の用地、残り15パーセントを買収し環境保全を確保したいと力説する柿田川みどりのトラスト会員











一日百万トンをこえる東洋一の湧水地。静岡県清水町柿田川。環境庁によりふるさと生き物の里や湧水は名水百選に選ばれている。





夏富士到来

2007-08-01 16:08:17 | 富士山

草木も青さを増し久しぶりに現れた夏富士


静かな湿原に架かる木橋と白雲の夏景色


池水の葦と木立のかなたに観せる蒼富士


茂った柳が涼しさを漂わせ秀麗な爽やか富士


ひらひらと輝く黄カンナと秀麗富士



香もあり濃紫色のメドーセージ,涼をそえ後ろに勇姿を魅せる富士山
長かった梅雨も去り晴れ間に現れた不二山。これから夏山シーヅン幕開けだ、自然を愛しアドベンチャー到来