gooブログ<大分北部~東部海岸をめぐるカヤッククルーズ>

古から南蛮貿易で海外文化を齎した大分の海(瀬戸内の豊前海~別府湾~豊後水道~日向灘)をカヤッククルーズで紹介します。

>H28.5 蒲江元猿・三つ子島&屋形島周回クルーズ

2016-05-06 23:26:42 | カヤッククルーズ


 




 H28年最初のカヤッククルーズは、蒲江元猿の”三つ子島”と”屋形島”を周回するコースとした。
5月5日午前11時、小蒲江漁港から正面に屋形島を見ながら出発。左手の山(岬)がきれて”米突鼻”に
なるが、ここから左に向きを変え蒲江湾の湾口を横断して、背平山下の犬戻鼻を通過する。この(岬の)先
左手が元猿湾で湾先の正面の山(元猿山)の下に”三つ子島”が小さく見えてくる。前日の強い風と波は概
ねおさまり漕艇も順調で、目標とする”三つ子島”はだんだんと大きくその姿を変える。

実は、この元猿は前日(5/4)一度出艇を試みたが(東北地方を通過した低気圧の影響で)風波が強く、
出艇はしたものの間もなく波(うねり)で持ち上げられた艇の腹が落下してパタン〃と悲鳴をあげ始めたた
め、引き返した(日向灘から吹き込む風の影響で、比較的に大きな波が出やすい)場所である。

”三つ子島”は”元猿山”に続く岬が、日向灘の強い波で浸食されて残った残骸なのであろう。近くの海域
は、複雑な海底(の岩場)のときに生じる”ぶつかり合う”ような波で満ちていた。
そんな所だから(釣り場としても一級か?)なのか、一隻の小型の釣り船が波立つ三小島の沖にある平瀬の
近くで立ち釣りの真っ最中であった。船上の釣り人は意外と若い人で、この厳しい波の上で遠来の客を迎え
るように、にこやかに会話してくれた。

元々今日の予定は、この”三つ子島”迄であったが、次の機会の参考に沖合いから”仙崎”方面に目を遣り
つつ折返し”屋形島”へ向かう。
”蒲江口”から”粒島”、”沖の島”を経て、”屋形島”の外海(日向灘)側の景観を眺めつつ、”洲の鼻”
手前の波静かな海岸へ12時40分に到着(途中での時間確認を忘れていた)。
上陸後、握り飯をほうばりながら、海岸・岩場を歩くが透明度の高い綺麗な海という印象を受けた。途中、
島に遊びに来ていた小学生の男の子の兄弟との出会いもあり楽しい時間を過ごすことができた。

帰着後、記事をまとめる段階で、この海岸がはまゆうの群生地であり、サンゴ礁のある海中公園であること
を知った。対岸の”小蒲江”等から近いところ(カヤックで10分程度)であり、次の機会には他の場所を
含めた長距離クルーズの対象としたいと考えている。



<屋形島の遠景>




<左手”米突鼻”先から”蒲江湾”に入り込む




<正面”背平山”の下、”犬戻鼻”




<”犬戻鼻”を越えると、正面に”元猿山”と”三つ子島”が見えてくる










<木の葉状態で立ち釣りする(釣り名人)小型の釣り船>




<これから引き返して向かう”屋形島”方面>


<”屋形島”沖側の岬(いるく・・)>


<”屋形島・洲の鼻”手前の岬


<”洲の鼻”(海中公園)近くの海岸>








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