毛が育つ為の基礎が出来ている人は、中々薄毛になりませんし、薄毛になったとしても育毛のケアの方法次第では成果に繋がりやすいです。
毛が育つ基礎って何だ！
ところが育毛のご相談を承っていますと、毛が育つ為の基礎が崩れているばかりなのです。
では、毛が育つ基礎って何でしょうか？これが分からないと対策を立てられないですよね。
難しくはありません。簡単に言ってしまうと健康的な生活をしているか？って話ですね。もっと具体的に言うと、「全身＝つま先から頭頂部まで血が滞りなく流れ、細胞分裂が正常に行われている状態」と言って良いくらいです。
人の体は、毎日24時間休みなく何万以上の化学反応を起こしている化学工場のようなものなので、それが正常に滞りなく行われることが健康的な生活になるのですね。
これを崩すことが薄毛の原因になるのです。
育毛の基礎を崩す最大のもの
育毛の基礎を崩す最大のものは、体の中に入れるもの＝食べる物・飲用する物で体内の化学反応に不要な化学物質です。薬・食品添加物・残留農薬・精製度の高い食べ物・カット野菜（栄養ない）の5つですね。
薬は化学的に作られたものですから、体内に入った時に目的以外の部分でどんな反応があるのか分かりません。分かっていることが所謂副作用と言われるものです。
短期間（1か月や3か月以内くらい）なら、人の体には元に戻す恒常性があるので、病気が治ったら問題なく元に戻るでしょうが、フィナステリド等の飲む育毛薬のように何年も（長い人なら10年以上）飲んでいると、心身の状態が元に戻るかどうかまでは分かりません。
食品添加物や残留農薬・精製度の高い食べ物（白砂糖・精製塩）も同様、毎日摂るものですから、体の内部で混ざった時にどんな化学反応を起こしているのか？分かりませんね。
100%無くすのは無理ですから、少しでも減らすことを考えましょう。
野菜はカットしたもので摂るのではなく、自分で料理して摂るようにしましょう。
他にもある育毛の基礎を崩すこと
体内に入れるものが育毛の基礎を崩すことが多いのは、人の体は壮大な化学工場であるからとも言えます。だからできるだけ、身になるもの・それの吸収と合成・再生を助けるもの・エネルギー源等々を摂ることが大事になってきますね。
ところが、外部からも育毛の基礎を崩すことがあるのです。多くは普段のヘアケア製品・カラー・縮毛矯正・パーマになります。
その人のタイプに合ったヘアケア製品を使うと良いのですが、使う側が見た目の格好良さや綺麗さを優先した製品選びをするので、頭皮に残留していることが多く、たいてい頭皮の基礎を崩してしまいます。
その上、行き過ぎた清潔志向で頭皮に必要な皮脂まで取り去っているのです。
事例としては、長年石鹸シャンプーを使っていて、石鹸が頭皮に残留していて脂漏性湿疹・皮膚炎のような症状で20年とか30年悩んでいる人もいらっしゃいました。
外部からの問題では、体を動かさない習慣や人間関係からくるストレスや仕事上のストレスも見逃せません。
体を動かさないと全身の血の巡りが落ちますし、ストレスは毛細血管の血行を悪くします。
育毛の効果優先は育毛の基礎を崩す
薄毛になるとは、毛が育つ基礎のうちどこかを崩していると言うことです。いくつかの要因が重なり、それが習慣となって毛が育つ基礎を崩していることが多いですね。
それが表面化し始めるのが、成長期が終わる頃や30歳前後や更年期に入る前であったりするのです。
毛を育てる基礎が崩れて薄毛になっているのに、そこを修復せずに外部からの作用で何とかしようする人が多いこと多いこと。
確かに効果がないと髪の毛は増えるようにはなりませんが、効果の出せる毛の育つ基礎がないところへの作用は負担でしかありません。
毛の育つ基礎が崩れているところに効果優先で取り組むと、崩れている所に作用を与えるのですから、さらに崩れてしまうのです。
これだけ効果があると言われる育毛剤が発売され売れているのに、これだけ薬が処方される美容外科や病院が多くなっても、髪の毛や頭皮のトラブルで悩む人が減らない理由が分かります。
まずは、あなたにとって何が大事なのか？を知り、毛が育つ基礎を再生せるケア法を知ることから始めませんか？
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