育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



効果の高い育毛剤・効果の高い飲む育毛剤は現実にはあります。それは否定できません。


が、効果が高ければ高いほど、頭皮や心身に対する作用や負担が、その効果に応じて大きくなります。


よく効くものほど、それなりに副作用も強くなるものです。その副作用や後遺症によって、毛が育たなくなってしまい、ちょっとしたことで生えている毛が抜けてしまうのを経験する頻度が年々増えています。


成長している毛が抜けるには条件と言いますか、ある程度どんな時かが決まっていますが、効果の高いものを使用したことによる副作用や行後遺症で、生えている毛の成長期が短くなってしまい、刺さっているだけになっていることが往々にしてあるのです。


成長している毛が抜ける時


まずは、成長している毛がいきなり抜ける時ってどんな時があるのでしょう?



  • 頭皮に炎症を起こした時(やけどをした時等)

  • かぶれを起こした時

  • 食事制限等の無理なダイエットをした時

  • 内臓に異常が出た時

  • ホルモンのバランスを崩した時

  • 病気等の治療での薬の副作用(抗がん剤の副作用等、内分泌系を狂わすのは怖いこと)

  • ストレス等により交感神経が優位になる習慣により毛細血管への血流が制限された時(円形脱毛症やびまん性脱毛症)

  • 脂漏性湿疹・皮膚炎のような皮膚疾患を患った時


成長している毛がいきなり抜けるのは、だいたい上記のような場合に限られています。だから、上記のような症状や環境が改善されると、成長期が短くなっているわけではないので、ちゃんと本来の毛として発毛してきて成長するようになってくるので、短期間で毛は元のように戻ります。


ただし、最近は普段の生活習慣の中で、毛の成長期が短くなるような習慣・環境にいる方が多いので、上記の症状や環境が改善されても中々毛が戻らない方がいます。脱毛症と薄毛が併存しているのです。


効果の高い育毛剤で毛の成長期が


発毛効果が高いと言われる育毛剤を何年間かお使いになっていた方の事例を紹介します。この方はミノキシジル系の育毛剤をお使いになっていました。いらっしゃった時に撮った写真は以下の通りです。



写真では分かりづらいですが、頭皮の色はエンジ色で真っ赤でした。大量に毛が抜けましたが、ご本人はお湯を当てただけで抜けたことにショックを受けていました。それでも、少しずつでも増えればとケアを始められたのです。

成長途中で抜ける条件も揃っているので、相当状態が悪かったと言えますね。



温浴でお湯を頭皮に当てるだけにすると、大量に毛が抜けて薄毛が進行してしまいました。その時の写真がないのですが、ケアを始めて1年後に摂った写真は以下の通りです。



温浴後の髪の毛は、これよりも少なかったのですよ。1年後の頭皮の色はエンジ色が抜けて、普通の肌色に近い赤い色に変化しています。また、残っている毛には元気が出てきて、毛がちゃんと反応するようになっています。写真では見づらいかもしれませんが、左右の両側の毛が張るようになってきています。少しずつ増えてきてはいますが、いかんせん後遺症が残っているのでペースがとても遅くなっています。ご本人は毛が無くならないなら改善ペースは遅くても良いとおっしゃっています。


要は、発毛効果の高いミノキシジル系の育毛剤を使い続けると、その作用に対して皮膚が抵抗するようになり、血が集まっても流れなくなってしまうのでしょう。それが副作用であり、後遺症として残るのです。



その為、生えている毛や発毛した毛は栄養不良になってしまうので、毛の成長期が短くなり、刺さっているだけの毛だけが増えていたのです。刺さっているだけですから、お湯を当てるだけで抜けざるを得ないのです。ちなみに、抜ける毛とは成長期を終えた毛のことなので、抜け毛を減らすなんて意味のないことです。


効果の高い飲む育毛剤フィナステリドの場合


この事例の写真がありませんが、ずばり内分泌のバランスを崩し(ホルモンのバランス)ていますから、いくら効果があっても飲まない方が無難と言えますね。


実際にご相談にいらっしゃる方々の中で、フィナステリド等のホルモンに作用する薬を飲んでいらっしゃる方のほぼ全てが、飲むを止めると急激に抜け毛が増えます。


事例の写真はりませんが、経過を覚えている範囲で記述します。



  1. 飲み始めて2年くらいまでは誰が見ても毛が増えるようになることが多い

  2. 2年を過ぎると段々効かなくなり、ジワリジワリを進行していくようになる

  3. 飲んでいる時は体調も悪いし、飲んでも薄毛がどんどん進行するので薬を止める

  4. 止めるとさらに抜け毛が増えるようになり、一気に毛がなくなっていく

  5. 頭皮を拝見すると血の気のない真っ白になっている


全ての人がこのような進行パターンを辿るわけではありませんが、内分泌のバランスを崩していますから、遅かれ早かれ、効かなくなる時が来るのではないか?と思います。効かなくなるとホルモンの作用が毛の成長を抑制する方に、2倍も3倍も強く出ているのではないか?と感じる事例がとても多いです。


弊社にご相談にいらっしゃる方は、ほとんどそうですからね。これらの方々は、薬の効果に頼っていますから、フィナステリドがダメだったら次の効果が高い薬と言うように薬漬け状態になってしまいます。


こうなってしまうと最終的には毛を無くすしかないだろう?って思いますね。改善策はないことはありませんが、副作用や後遺症が強いだけに不確実な要素が強く、薬に頼る傾向の強い人は自分で頑張るよりも他の力に頼る意識が強く、自分で頑張る意欲も低い傾向があるので中々上手くいかないだろう?と推測します。でも対処法はないことはないですね。


本日は、効果が高ければ良いと言うものではなく、高い効果にはそれなりに副作用が付いて回り、後遺症も残りますよ。って話を現実を元に記述しました。


フィナステリドの副作用って、その時に感じるものもありますが、2年後とか3年後に出ることがあるらしいですよ。






コメント ( 3 ) | Trackback (  )



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コメント
 
 
 
Unknown (KA)
2021-09-11 22:42:25
いつも読ませていただいています。
是非こちらの経過報告も楽しみしてますので、また載せて下さい。
 
 
 
離れています (育毛の道案内人山田)
2021-09-13 10:27:33
コメントの投稿ありがとうございます。
紹介しました方は関東の方で、2年前に関西に移転して、長い間状態を拝見していません。
定期的に必要な製品のご注文を頂いていますから、その当時からジワリジワリと濃くなっていたのを確認していますので、今ではかなり改善され最初よりも濃くなっているのではないか?とは推測しています。
ただ、普通の人のようなフサフサまでにはなっていないと思いますけどね。
遠方なので、その後の経過の写真を掲載するのは少々難しいですね。
 
 
 
Unknown (KA)
2021-09-15 16:20:42
ご返答ありがとうございました。
そうでしたか残念です…
どこら辺からどの様に改善して行くのか興味があったのですが、仕方ないですね。
またブログ楽しみに拝見してます。
 
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