【ご相談者が主張する第一】先日ご相談にいらっしゃった方の第一声が「いや~、髪の毛が抜けて薄くなってしまいました。」でした。
この主張は、ほぼ全てのご相談者がおっしゃいます。ネットでの情報を探しても、「抜け毛が増えて薄くなってしまった。」と言う話が本当に多いです。
そんな実体験しているから、ほとんどの人は毛が抜けなければ良いじゃないか!毛が抜けないようにしたら毛が減らないじゃないか!と単純に判断してしまうわけです。
それだったら毛が抜けるのが異常で、抜けないのが正常なのか?とか、
10歳台、20歳台、30歳台、40歳台と毛が抜けなかったのか?とか、
自分より毛の多いあいつは普段の抜け毛はどうなんだろう?とか、
ちょっとでいいから、思考を巡らしたことがあるのでしょうか?
ちなみに、平均以上に毛の量が多い人は、抜け毛も多めです。抜け毛が多めだけど、毛の量が多いことが悩みになっているので、抜け毛のことは気にされていません。
【マイクロスコープで見ると】マイクロスコープで見る際には、100倍とか200倍で見ると「毛穴に溜まっている皮脂」や「毛穴を塞いでいる角質」がよく見えるだけで、毛の状態が見えません。
その為、弊社では50倍程度の大きさで見るようにしています。すると、先日いらっしゃった方の髪の毛の状態が分かったのです。
それは、毛が抜けて薄くはなっているが、薄くない部位と薄い部位を見比べてみると、生えている毛の本数は変わらないのに太さが全く違うのです。
薄い部位の毛は薄くない部位に比べて、半分以下の細い毛になっているのですね。
抜けた毛の後に残った毛が、本来の太さの毛か細い毛かの違いなのです。
拙著「美髪はよみがえる」74ページに写真を掲載しているので、ご参照下さい。この写真が分かりやすいです。
【年間通して抜け毛が減る】薄毛になる直前の半年とか1年の抜け毛を覚えている人はいらっしゃるでしょうか?たぶん、抜け毛が少ない状態が続いていたのではないか?と想像しています。
ほとんどの人は、抜け毛が少ないと毛のことを気にしないので、薄毛になる直前の半年・1年のことは覚えていません。それくらい抜けていないのだと思います。
と言うことは、代謝が低下しているわけだから血流が低下していて、生え替わってくる毛がご自身本来の毛でなくなっているのです。最初は、たいてい細くしか育ちませんから、血流が悪くなりやすい部位の毛が細い毛に替わっているのです。
そんな時に、「あれ、地肌が見え過ぎる、薄毛?」と感じた時に抜け毛が気になり、「毛が抜けて薄毛になってしまった!」と思い込んでしまうわけです。
代謝が落ちて血流が低下しているから、成長期が短くなった毛も増えているので、そんな毛と自然脱毛の毛が合わさるので本数自体増えることが多いですね。
だから、確かに毛が抜けて薄毛にはなっていますが、薄毛になったのは抜け毛のせいではなく、太さが問題なわけです。
薄毛を見る際に、抜け毛が問題だと認識するのか?太さが問題だと認識するのか?で、その後の対策や経過の良し悪しの判断に違いが出て、失敗するのか成功するのかの分かれ道にもなるので気を付けたいところです。
ちなみに、毛は抜けて薄くなるけど、毛は抜けて増えていきます。
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