2017年（平成29年）のご相談者と育毛関係の情報の傾向

【女性のご相談者が急増する】

2003年頃から女性のご相談が多かったのは多かったのですが、それはメールでのご相談とかお電話でのご相談に限られていました。

直接お会いしての相談に対して抵抗感があったのかもしれません。

メールでのご相談は、2003年頃は男性と女性で半々くらいでしたが、年を経るごとに女性のご相談が増えてきて、今ではメールの相談は7割～8割が女性です。

お電話でのご相談の場合は、9割くらいが女性になっています。

ただ、相談室にいらっしゃるのは、今年の初めころまでは男性が6割～7割くらいだったのが、11月くらいから急に女性のご相談が増えてきて、今では7割くらいが女性のご相談になっています。

【どんなご相談が多いか】

女性のご相談を受けていて感じるのは、世間一般的に良いと言われる（所謂ネット上の口コミですね）製品や方法や、美容師さんに勧められた製品・美容室の専売品を使っていらっしゃって、上手くいっていないご相談が多いです。

皮膚に優しいとか髪の毛を痛めないとか、優しいと低刺激を謳い文句にしている製品をお使いになっていますね。中には、優しいからと石鹸シャンプーを長年お使いになっている人もいました。

それでいて、カラーを繰り返しているので、お使いになっている製品のコンセプトとやっていることが違うんじゃないの？って感じることが多いです。

その為、皮膚の状態が宜しくないのです。頭皮にシャンプー剤がたくさん残っている人もいれば、カラーで皮膚の色が変色している人までいて、かつ、皮膚が弱い人ばかりですから、上手くいかない理由が分かります。

以下の写真は、19歳の女性の頭皮を温浴（お湯のみで洗って）して取れたものです。


こんなにシャンプー剤が残留していて毛が育つ方がおかしいでしょう。この女性は少し特殊事例ですが、他にもご自身の体質を考慮していない女性が多いこと多いこと。
ご自身のタイプを知りたい人は、ご相談にいらっしゃるか、以下の書籍のうち、どちらにも記述しているので、ご確認下さいませ。

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【本年の育毛情報の傾向】

今年は、特におおいなぁって感じたのは、育毛剤の広告です。ネット上の情報や広告なんかでは、入れ替わり立ち代わりで、次から次へといろんな育毛剤のアフィリエイトサイトが表示されています。

リアルな新聞広告でも、日替わりで育毛剤の広告が掲載されていたりして、デフレ不況の中でこの業界だけは活発だなぁって感じますね。

それだけ隠れて自分一人の力で人知れず何とかしたい！と思っている人が多いのでしょう。

これだけの種類の育毛剤があって、かつ、それぞれは何百万本と売れていると訴えているのに、薄毛の人が減っているのでしょうか？

この辺を知りたいところですね。

育毛剤が売れているのに、それも女性向けのものが売れているのに、どうして私のところのご相談者に女性が急増しているのでしょうね。

育毛剤に効果があって薄毛が治るなら、私のところなんか干し上がってしまうのに、不思議です。

次年度も宜しくお願い申し上げます。

【今週のユーチューブ】

• 第120回お湯洗髪の温度と性格の問題


• 第121回頭皮が硬いには2種類ある


• 第122回マッサージの目的を間違えないで！

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