アミーゴ１月号

☆アミーゴでも希望とこころ新たに
２０１４年の幕が開きました

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年頭のご挨拶を謹んで申し上げます。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いもうし上げます。　
震災を皆で乗り越え新しいアミーゴを作り始めて2年が経とうとしています。
お陰様をもって運営も軌道にのって来ており、新しい課題へと向かう準備が出来てまいりました。

私が最近大切に考えていることのひとつとして、“続ける”ということがあります。
それは単純で物足りないことのように思える側面もありますが、一方でとても難しいことであるとも言えます。
時の流れの中で必要とされるあらゆる出来事と向き合いながら、アミーゴという精神障がい者の社会福祉事業を続けていくことの難しさを最近は殊に痛感しております。

昨年は、伊勢神宮が式年遷宮をむかえ、新しく御社が建て直されました。
伊勢神宮は20年に一度、1300年続いてきています。驚きです。
このように続いてくることが出来たのは「常若（とこわか）」という考え方が背景にあるそうです。
読んで字のごとく“常に若々しくある”ということで、停留せず、新しいものへと変化し、引き継いでいくことで、瑞々しくその姿を保ち続けることができることを指していいます。裏を返せば、この取り組みを止めていたならば、続けることが出来なかったでしょう。

アミーゴは震災で建物は崩壊しましたが、再び新しい命を頂き蘇えることができました。
私は社会が「あなたたちの活動は社会にとって価値のある活動だから続けなさい」と評価して下さったから再び活動が出来るようになったと信じています。
そのため、アミーゴの活動を未来へ続けていくためにも、時の流れの中で必要とされるすべての出来事に向き合い、停留せず、新しいもの、より良きものへと変化していくことを忘れずに、平成26年も活動を続けていきたいと考えます。

アミーゴは課題いっぱいです。時に課題に向き合えなくなる時もあるでしょう、心が折れそうになるくらいに大変な出来事もあるでしょう。そんな時には力を合わせて乗り切った震災の時を思い出し、スタッフが心を合わせて乗り切っていきたい、そう私は考えます。

本年もよい年となりますようお祈り申し上げます。

アミーゴ荘　施設長　　小林　誠

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～次回もお楽しみに！！～