袋田病院ブログ

茨城県大子町にある精神科・直志会袋田病院のブログです。

アミーゴ牧場で「自然栽培米」を始めました~アミーゴ~

2019年07月04日 15時25分05秒 | アミーゴ・自然農法部門
自然栽培米はじまりました

5月初旬の頃、“今年は雨が少なそうだなぁ”と思ったので5月26日までに駆け足で田植えを済ませましたが、空梅雨になりそうだ…という私の予想は見事に裏切られました(この記事を書いている6月末の今現在もの凄く雨が降っております)。
2018年9月に山形県酒田市の荒生秀紀さまのところに自然栽培米の視察に伺い、その時のことを思い出しながら6月11日から除草作業をほぼ毎日行っています。
メンバーさんも最初の頃は慣れない作業の為、戸惑いの声もありましたが除草作業を開始してから約3週間経過した現在では皆さん慣れた手つきに変わり作業を進めています。
また作業自体もメンバーさんが自己工夫されて除草機で田んぼの水面に浮いた雑草をバトミントンのラケットで掬ったり、ザルを使って掬ったりと創意工夫されています。
自分たちで考えて作業の効率化を行うという事は大変素晴らしいと感動しました。



↑除草作業の一コマ

この除草機、傍目から見ると“押してるだけだから楽そう”という印象を受けるかもしれませんが(私もやる前はもっと楽かと思ったのですが…)しっかりと除草するためには、それなりの力で地面に押し付けないと雑草が取れない為、思った以上に力仕事でした。
ただコツを掴んで慣れてくれば雑草がプカプカと浮いているのを見ると、“仕事しているなぁ”感と面白いように取れるから”気持ち良いな”という感じで私は段々とハマっていきました。
 また“泥の中を歩く”と“除草機を押す”という動作は足腰と腕、腰に負荷が掛かるため体力作りには良い印象も受けました。
負荷自体は強くないですし、疲れたら休みながら出来る為、良い作業になるな と思いました。



以前の輝でも書きましたが今年は肥料分が残っている為、まだ自然栽培米ではなく有機米というカテゴライズになりますが“自然栽培米を創っていく”取り組みとしては良い滑り出しと感じました。
メンバーさんに作業として定着するのも早かったですし、田んぼの中を歩くことによって稲が元気に育っていくのが目に見えて解るのが嬉しく感じます。
まだ収穫までの1サイクル終わってないので若干、気が早いですが収穫が今から楽しみです。今後、梅雨が明けたら暑い日が続きそうですが体調管理に気を付けてメンバーさんと一緒に乗り切りたいと思います。

自立訓練事業所アミーゴ荘
就労継続支援B型・移行支援・MINA AMIGO                 
松尾
~院内誌「輝」7月号より~~


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