〝農福連携の取り組み拡大に向けた検討会〟～アミーゴ～

平成31年3月18日
農林水産省が主催する〝農福連携の取り組み拡大に向けた検討会〟の委員として参加して、意見を述べてきました。

〝農福連携〟は日本の農業人口が減少する中で、農林水産省が日本の農業を活性化していくためにここ数年、力を入れてきている政策のひとつです。
　当法人では、昭和５２年の袋田病院の開院以来約40年、精神科医療と畜産・農業との関係をもって活動して参りました。
大子町地域の地場産業である畜産業と密接な関係性を持つことにより、地域社会との良い関係を築いて来ました。
その活動を国の機関が注目し〝先進好事例〟として取り上げてくれていることは、我々にとってはとても名誉なことであると思います。
またこれに恥じない活動を続けて行けるように今後ともブラッシュアップしていきたいと思います。

全国で農福連携を「福祉」の立場から推進する団体のうちの10団体のひとつとして霞が関に召集されて、検討会を行いました。
本会の大きな目的は、➀実践者同士が問題意識や知見を出し合って、課題の本質・構造を抽出すること。➁また課題への対応の方向性を共有すること。➂先駆的実践者同士の本音の対話を通じて、ネットワークを強化することが目的とされていました。
会議の内容は非公開とのことなので、詳細はご紹介できませんが、➀福祉と農業の二束の草鞋を履いて活動する困難さ➁行政機構の縦割りによる活動の難しさ➂日的な障がい者就労施策の強化による利用者の減少➃農業スタッフの人材不足などの観点から話し合いがなされました。



そして、今回の検討会で話し合われた内容と、それぞれの団体の活動内容が冊子にまとめられて全国に紹介されると共に、農林水産省のホームページに掲載されるとのこと。
掲載されましたら、またこのブログやアミーゴのフェイスブックでお知らせしようと思いますので、ご覧いただけましたらありがたいです。よろしくお願いします。

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