すけの通知表の中身ではありません。
太郎の通知表の中身でもありません。
昨日の夜。コンビニに買い物に行った時の購入金額が、ぴったり1111円だったのです。
(昨夜は、ほんの僅かなメンバーしか夜練来なかった)
支払金額も、お釣りの無いように1111円にしたら、レジのおばちゃんが
「きっと、いいことあるよ~」
と言ってくれました。
オール1。
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オール1の落ちこぼれ、教師になる (角川文庫) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2009-07-25 |
この本の著者宮本延春さんは、いじめが原因で学校嫌いになって、中学一年生のときの成績はオール1。
中学卒業後、見習い大工に就職。
その一年後に母親を亡くし、仕事を辞める。翌年に病気で父親を亡くした。
ようやく、4年後にフリーター生活を経て地元の建設会社に就職。
23歳の時に見たアインシュタインのビデオに衝撃を受け、豊川高校定時制部・名古屋大学に進学し物理学を学ぶ。
私は、苦労してきて、そこから這い上がってきた人の方が、人として立派だと考えます。
同じ境遇の人に対して、その人の本当の気持ちがわかるのですから。
何をやっても器用で、天才的であり、エリートコースを歩んできた人には判らないことがたくさんあります。
だから、不器用で、鈍才的であり、ノン・エリートコースからのスタートでもいいと考えます。
自分が、これから、どうありたいのかの夢・目標・価値観を持ち、どうやって近づいていくのかを努力次第です。
だから、その苦労しているときの態度、考え方が大事になるのです。勝負は自分自身です。
宮本延春さんは、夢・目標・価値観を持つことの大切さをこう言っています。
「子どもにとって、夢・目標を持つ事が最も大切。たとえ、ささやかな目標やばかげた夢に見えたとしても、子ども自身にとって価値のある夢であれば、見つけただけでも素晴らしい。その目標に向かって努力することこそが尊い。そして、目標を達成させる為の努力こそが“学ぶ”という行為そのもの。」
夢は見るものではなくて、叶えるものだと考えます。
それが、とてつもなく高いものであっても、そこへ向かっていく一歩を踏み出さない限り、叶えることはできません。
たとえ、それが叶えることが結果的にできなくても、その努力したことで、その夢に一歩近づくことができるのですから。