「LOVE 2000」は2000年6月28日にリリースされたhitomiさんの17枚目のシングル楽曲です。作詞はhitomiさん、作曲は鎌田雅人さん、編曲は渡辺善太郎さんです。
2000年に日本テレビ系で放送された「劇空間プロ野球2000」の6・7月度と日本シリーズ第2戦のイメージソングですが、基本的にどちらも観ていませんでしたので、リアルタイムでは知りませんでした。
ただ、このイメージからか、高校野球の応援歌など、応援歌として定番の一曲でもあります。
♬悲しいNEWSとどうでもいい話
朝からもうそんなのうんざりで
今日はいつもよりも風が気持ちイイからネ
楽しさに着替えてネ
まあ、確かにここのところというか、ここ数年は「悲しいNEWSとどうでもいい話」ということが多く、「朝からもうそんなのうんざりで」というのには、まさしくそのものです(個人的見解です)。
そんなことばっかり気にしていますと、気持ちまで疲れてしまいます。でも、そんなことに引きずられていても仕方がないと思い、少しでも自分自身「楽しさに着替えて」外へ出ようと思っている毎日です。
♬とても大切な事も見過ごしちゃったとしても
また見つければイイ
♬いつも言ってたネ “まァ、どうにかなるって"
だけど力まかせじゃ どうにもならない事もアル
hitomiさんはモデルから芸能活動を始め、そののちに小室哲哉さんのプロデュースで1994年に歌手デビューして活動を始めています。しかし、hitomiさんは、「小室ファミリーの落ちこぼれ」と自称しており、自分だけなかなかメガヒットがでませんでした。そこで、1998年に小室哲哉さんのプロデュースの元から離れて、自分自身を見直すようになったそうです。
そのなかで、本当の自分を見つけたいという気持ちを歌にしたのが、この楽曲だったとのことです。
♬愛はどこからやってくるのでしょう?
この歌いだしの問いかけから始まって周りのいろんな雑音を取り払って、そのなかにある本当の答えを見つけたい、そんな決意なのだそうです。
私にとっては、この「LOVE2000」は20年以上も前の楽曲ですが、今でもときどき聴きたくなる一曲です。何か、疲れたときや、モヤモヤっとするようなときなど、このフレーズが頭に浮かんできます。
きっと、ストレートな表現で「元気出せ」というものではなく、「自然に元気が出てくればいい」という感じが好きです。
だって、疲れたときにエナジードリンクみたいなものを飲んだとしても、それは一瞬の出来事であって、根本的に疲れがなくなったとは思えませんから(エナジードリンクを飲まない私が言ったことですが、少なくとも、そう思っています)。
ちなみに、2000年に開催されたシドニーオリンピック女子マラソンで優勝した元マラソン選手の高橋尚子さんが、レース前にこの曲を聴きながらテンションを上げていたのは有名です(私はこっちのニュースで知った方です)。
雲の切れ間から太陽がでてきて、いつの間にか暖かい日差しを身体いっぱいに受け止める。人生もそんなときがやってくると思います。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。