上野原インターチェンジ(IC)は、山梨県上野原市上野原にある中央自動車道(中央道)のICです。中央道は1969年3月17日に開通されていますが、上野原ICは1989年9月27日に開通されています。
全国的渋滞ポイントの一つでもある、中央道上り本線の小仏トンネル(東京都と神奈川県の境)の手前にあります。上野原IC付近の本線の車線は、「高井戸-上野原」が2車線、「上野原-大月」が3車線(下りの一部は4車線)となり、上りは上野原IC出口への減速車線を分岐後に3車線から2車線へと車線が減少するため、渋滞が発生しやすい箇所でもあります。ひどいときには、小仏トンネル~大月JCT間が30~40kmも渋滞します。
そこに、「中央道 上野原インターチェンジライブカメラ」として、渋滞の状況をドライバーへ情報提供するために、地元TV局の「UTYテレビ山梨」がYouTube公式チャンネルを開設しています。
私も過去には上り(事故)渋滞に巻き込まれ、1回は大月JCTから中央道・富士吉田線へ入り、都留ICで降りて秋山経由で神奈川県相模原市方面へ抜けたり、上野原ICで降りて和田峠という山道を抜けたりしたことがありますが、悪名高き渋滞ポイントです。
また、私は巻き込まれたことはないのですが、下りも下りで小仏トンネルの西側、相模湖東ICから相模湖ICにかけての上り坂で速度低下による渋滞が発生します。特に休日の午前中などには、ここを先頭に渋滞が東京都内の首都高速道路まで伸びることもあります。
さて、2020年に引き続き、2021年の「ゴールデンウィーク(GW)」も「がまんウィーク(GW)」として、4月28日午前に開かれた4都県の知事によるTV会議で、小池百合子東京知事から、「都民・県民の皆さんにも、1都3県に遊びに出ないで。都県境を越える移動は1都3県内で、生活に必要な場合に限ってほしい。来年こそ、笑顔でゴールデンウィークを迎えられるように」と呼びかけていました。
たしかに、ニュースを観ていますと、東京都内の様子は渋谷スクランブル交差点や原宿・竹下通りも人出は普段よりも少ないように見られましたが、東京方面からの下り各線の高速道路は混雑が見られていました。
特に5月4日は暖かく天気も良かったからか、中央道の下り線は早朝から混雑していました(決してヒマではありません)。
これは「(渋滞が)来るな~」と思っていた予想どおり、午後1時くらいから徐々に渋滞が始まり(決してヒマではありません)、渋滞が解消されたのが日付が変わった5月5日の午前1時ころでした(決してヒマではありません)。
(2021年5月5日午前0時50分)
暦どおりでの連休最終日の5月5日は、早朝の下りはまったくといっていいほど混雑はしていませんでしたが(決してヒマではありません)、午前11時ころから渋滞が始まり午後5時の時点でも渋滞中です(決してヒマではありません)。
YouTubeのこのチャンネルを観ていた人も、ピーク時には約1400人を超えるほどの混雑ぶりでした。そこで、チャットコメントで出てきたのが「上野原ハザード」なる用語です。いつごろから、誰がいい出したのかはわかりませんが、渋滞の最後尾車が後続車に注意をするために「ハザードランプ点灯」をするため、その様子から呼ばれていると思います。
ただし、このようなハザードランプの使用方法は、そもそも職業ドライバーどうしのコミュニケーションから始まった「慣習」であり、道路交通法に規定はないそうですが、渋滞車列に追突したことを発端とするから、警察などから渋滞最後尾におけるハザードランプの点灯を呼びかけていく方針を発表しています。
そもそも、ハザードランプは正式には「非常点滅表示灯」といい、幅5.5m以上の道路で夜間に緊急停車する場合などに点灯させるのが、道路交通法でいうところの用途ですが、このような使用をしてはいけないとする規定もありません。
なお、NEXCO中日本は早ければ2021年春から上下線の渋滞解消工事を開始する計画ですが、開通時期については「未定」とのことです。この中央道沿線では「リニア中央新幹線」の工事も進行しています。私が、その恩恵を受ける日は生きているうちにやってくるのでしょうか。
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