オリックスバファローズの絶対的エース金子千尋選手を脅かす存在になりつつある西勇輝選手。
今シーズンは開幕5連勝中で防御率0.69と抜群の安定感です。
チームは14年ぶりに貯金10を記録し、パ・リーグ首位の立役者でもあります。
でも、若干23歳(高卒6年目)でピッチャー陣の中では下っ端ということもあり、用具係兼任だそうです。
バファローズ(オリックス)では、以前から最年少選手が練習道具を運ぶ慣習があり、イチロー選手(ヤンキース)も若かりし頃には務めていたそうです。
イチロー選手は1994年(高卒3年目)に210安打したことで、周囲から「もう、やらせられない」との声が上がり、スタッフらが引き受けることになったそうです。
西選手もこの調子で行けば、今年中には用具係を解任させてもらえるでしょうね。
さて、「用具係」と言えば二年前の4月のブログで横浜DeNAベイスターズの入来佑作さんのことを書きました(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/0240d6e92f0d7f2036ce67bab4a36b5f)。
そして、最近ですが、こんなCMがTVで流れています。
このCMの中で「野球から離れたくないんです」というセリフがありますが、これは実際にあったことだそうです。
「野球選手じゃなくなった時にやりたいことが全く見つからず、 野球界から離れて、自分がやりたいことって何もなかったんです。『何か仕事をさせてください』って『クビ』って言った人に、その場で言ったんです」
華やかに見えるプロ野球の試合。
でも、試合前と試合後にこうやって支えてくれているスタッフがあるからこそ、試合が出来ているのですよね。
出来ることが当たり前じゃないのですよね。