緊急事態発生(8連敗)ということもあり、中日ドラゴンズ谷繁兼任監督以下全首脳陣、全選手に「喝」を入れるために、敵地東京ドームへと乗り込んできました。
試合開始は14時。開門は12時。
ドーム到着は7時30分。
しかし、夏休みとあってか、ドームの周辺にはユニフォーム姿の観戦者がちらほらと・・・
高卒3年目・年俸550万円・20歳の若松駿太選手(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/5620ef318e1dc697ef2666c3fe509cdb)がやってくれました。
プロ初完封でチーム連敗を8でストップ。九回139球を投げ、ジャイアンツ打線を散発の5安打に封じ込みました。
何やら、前日の逆転サヨナラ負けでは応援席で泣いていたファンもいたそうですが、この日はうれし涙を流したファンがいました。
立ち上がりはボール、ボールとなり、この日も試合時間が長く、いやな感じがしたのですが、緩い変化球と速くもないストレートのコンビネーションのテンポの良いピッチングで久しぶりに安心してみていられる試合でした。
ヒーローインタビューで「前回と一緒で高めに浮いたりもしたが、ベンチ前でキャッチボールをしたりして、しっかり修正できました」と言っていたとおり、毎回、ドラゴンズの攻撃中はベンチ前でずっとキャッチボールをしていました。
プロでも試合中に感覚の修正をするための努力を惜しまないのです。こういうことをしていると、大きく育っていくのでしょう。
試合は私が照り焼きチキンバーガーと飲み物を買って、席に戻る側にキャッチャーの杉山選手が2号2ランを放ち先制。
六回にも2点を加え、九回には大島選手が5号ソロを放ち、ダメ押しとなる5点目を奪い、完勝でした。
若松選手も良く投げましたし、杉山選手もバットとリードで貢献したのが良かったです。
こういう苦しい状態でのチームの流れを変えるには、若手ピッチャーの完封勝利が特効薬です。
キャッチャーも桂選手と杉山選手の争いが激しくなることでしょう。
チームの変革期を迎え、若い選手の活躍がこれからのドラゴンズを創っていってくれるでしょう。
また、来週は山本昌選手と吉見選手も一軍合流とのことで、8月攻勢の準備は整いつつあります。
なお、私は前回(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/0409f10352aa9f3007d91128a7edff52)に続いて、これで今年は2戦2勝の勝率10割。
自称、東京ドームキラーの称号も間近となりました。