「瞳をとじて」は、2004年4月28日にリリースされた平井堅さんの20枚目のシングル楽曲です。2004年のオリコンシングルチャート年間1位を獲得し、累計出荷枚数は100万枚を記録しています。
この楽曲は片山恭一さんの青春恋愛小説「世界の中心で、愛をさけぶ」を原作にして、大沢たかおさんと柴咲コウさんの主演で2004年5月に公開された同名映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌として作られました。また、長澤まさみさんと、森山未來さんの出世作として知られています。
朔太郎(演;大沢たかおさん)はまだ、婚約者・律子(演;柴咲コウさん)との結婚に現実を感じていない。そんな時、律子は二人の新居に書き置きを残して突如失踪する。律子の行き先が、自分の故郷の四国だと知った朔太郎は、彼女を追いかけるため故郷へと向かう。
そこには朔太郎の初恋の相手・アキ(演;長澤まさみさん)との思い出が眠っていた・・・。高校生の朔太郎=サク(演;森山未來さん)とアキは高校二年生の夏、もどかくしも淡い恋を育んでいた。下校時にスクーターで2人乗りをしたり、ウォークマンでお互いのことを交換日記のようにやりとりしたり、2人の初恋は純粋な瞬間の連続だった。
ところがアキが白血病だと分かり事態は急変する。懸命に生きようとするアキと、アキが直面する現実を信じたくないサク・・・。
♬記憶の中に 君を探すよ それだけでいい
なくしたものを 越える強さを
君がくれたから 君がくれたから
今、大きな痛みや悲しみなど、いろいろとあります。なかには、予期せぬ悲しい別れもあることもあるでしょう。
そのなかで、「君」との別れが「僕」に強さをもたらしてくれるくらいの強さでいたいものです。
それは、愛する「君」がくれたものだからこそ、強さを大切にしていきたいと考えさせられる楽曲です。
この2004年。私にとっては、楽しく、懐かしく、そして、切ない想いを持っていた時期でした。
大事な人は亡くしていませんが、大事なときは失くしてしまっていたと思っています。でも、そのおかげで、強くなれたと思っていますし、失ったときは取り戻せなくても、それ以上の埋め合わせもできてきていると思っています。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。