FIFA(国際サッカー連盟)の女子年間最優秀選手に、女子日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希選手が選ばれましたね。
日本の選手が年間最優秀選手に選ばれるのは、男女を通じて史上初めてのことになります。
(ちなみに、昨日の朝、TVで言っていましたが、この賞が作られたきっかけとなった、初代受賞者の元イングランド代表のスタンリー・マシューズ。彼は現役中の33年間には一度も警告を受けたことがなかったそうです)
このFIFAバロンドール。
2001年からFIFA年間最優秀女子選手賞が創設されてから、過去10年間の受賞者は、たった3名。
そして、史上4人目であるということも立派なことだと思います。
これで、ロンドンオリンピックでの日本、いいえ世界での注目度もさらに高まることでしょうね。
また、今年生まれてくる女の子の名前は”穂希”ちゃんが一番になるような気がします。
ちょうど、先日買った本の表紙の言葉が澤選手の言葉でした。
「苦しい時は私の背中を見なさい」
この言葉は、2004年の北京オリンピックの試合中、劣勢となった場面で、宮間あやに語った言葉だそうです。
苦しい時には「覚悟を決めて進む」か「あきらめてしまう」かのどちらかだと思いますが、この言葉の意味には、「自分たちが背負う責任」、「日本代表のプライドを思い出して、最後まで戦おう」というメッセージが込められているという。
逆に2010年のドイツ・ワールドカップでの試合ではチームメイトから声をかけられたといいます。
澤選手自身は、(失礼ながら)見ていても、驚くような圧倒的なテクニック、パワーやスピードは持ち合わせていないと思います。
身体自体も大きいわけではありません(ご年齢も・・・)。
しかし、澤選手率いる、なでしこジャパンは北京五輪で史上最高の4位。
このとき、
「私はまだ、うまくなれる」
と言い、現役続行。
そしてドイツ・ワールドカップで優勝。
そして、今、輝きました。
これからも輝き続けることでしょう。
私もいつの日か、背中で語って、人を引っ張っていけるようになりたいものです。
コメント一覧
まっくろくろすけ
eco坊主
最新の画像もっと見る
最近の「サッカー」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事