「タガタメ」は、2004年4月7日にリリースされた、Mr.Childrenの11枚目のアルバム「シフクノオト」に収録されている楽曲です。作詞・作曲は 桜井和寿さん、編曲は小林武史さんとMr.Childrenが担当。なお、シングルカットはされていません。
日清食品カップヌードルのTV CM「NO BORDER」、2005年に開催された「日本国際博覧会 愛・地球博 国際赤十字・赤新月パビリオン」のイメージソングに使用されましたので、耳にしたことのある方もいらっしゃると思います。
2003年9月1日からラジオ限定で楽曲が流されていたのですが、桜井和寿さんはこの楽曲をレコーディングしたときの充実感が凄かったから、シングル発売したかったそうですが、すでに新曲リリースが決まっていたことと、「売り物とは別のところで想いを連鎖させていく、ということにすごく意味がある」と思ったことから、ラジオのみでのオンエアとしたそうです。
♬子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
出来ることと言えば
涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?
この楽曲が作られることになったきっかけの2つの事件。これらは被害者と加害者がともに未成年(=子ども)でした。そして、桜井和寿さんは当時、子どもが同年代であったこともあり、父親の目線で書いたそうです。
戦争や事件の多い中で生まれた子どもたちが、意識せずに被害者や加害者にならずに生きるなんて無理な世の中。私たち大人たちが戦争や事件を起こさないようにしなければならない。もし、自分や自分の子どもたちが巻き込まれたりしてしまったら、何ができるのでしょうか。
♬何のために戦うのか
タタカッテ タタカッテ(戦って 戦って)
タガタメ タタカッテ(誰がため 戦って)
タタカッテ ダレ カッタ(戦って 誰 勝った?)
タガタメダ タガタメダ(誰がためだ?誰がためだ?)
タガタメ タタカッタ(誰がため戦った?)
「タガタメ」は漢字で書きますと、「誰が為」で、意味は「誰のため」です。「誰のため」「何のため」に戦わなければならないのか。そもそも、「どうして戦うことになったのか?」。
そういった戦争に対する無意味さ、虚しさ・・・。
♬左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ
でも、人はみんなつながっています。それをなくすことは周りにいるみんなの心。そんなに難しいことでもないはずです。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。