マイク・ガーバー(Michael Gerber)選手は、アメリカ合衆国テネシー州出身のプロ野球選手です。2020年はコロラド・ロッキーズとのマイナー契約でしたが、現在はフリーエージェントになっており、2021年シーズンは中日ドラゴンズに所属し、大活躍する選手になる予定です(ドラゴンズ広報誌の中日スポーツの2020年12月2日付け1面に掲載されています)。
中日ドラゴンズが新外国人として獲得するガーバー選手は、右投げ左打ちの外野手。2010年にニューヨーク・ヤンキースにドラフト指名されましたが、大学へ進学。2015年のドラフトでデトロイト・タイガースから指名され入団し、2018年4月にタイガースからMLBデビュー。MLBでは2年間2球団でプレー。通算打率.076、ホームラン0本、2打点という成績でした(数字じゃないのですよ)。
2019年シーズンはサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下のマイナー球団で119試合に出場し、打率.308、ホームラン26本。2ベースヒットも41本放ち、中長距離バッターとして存在感を見せていました。今回のドラゴンズとの契約に際しては、当時、ジャイアンツの打撃コーチを務めていたアウゾ・パウエル巡回打撃コーチが獲得を推薦したことによります。
2020年シーズンはマイナーリーグ戦が行われていなかったため、実践感覚はどうかな?という不安点はありますが、まだまだ若い(28歳)だけあって、期待は持てると思います。
また、守備力も評価されていて、試合終盤も守らせられると分析されています。
MLB通算:30試合 66打数 5安打 ホームラン0本 2打点 打率.076
マイナー通算:626試合 2401打数 684安打 ホームラン91本 365打点 打率.285
ドラゴンズはソロイ・アルモンテ選手ら支配下登録していた4人の外国人選手と2021年の契約を結ばないと発表しており、ガーバー選手は穴を埋め、盛り土となる存在となってくれるでしょう。
野球の神様、どうか、ゼラス・ウィーラー選手よりも活躍するようにお願いします。(-人-)