ランディ・ロサリオ(Randy Rosario)選手は、ドミニカ共和国マリア・トリニダー・サンチェス州出身のプロ野球選手です。2020年はカンザスシティ・ロイヤルズで4試合に登板し、0勝1敗 防御率8.10でした。現在はマイナー契約になっており、2021年シーズンは中日ドラゴンズに所属し、大活躍する選手になる予定です。
ロサリオ選手は2010年にアマチュアフリーエージェントでミネソタ・ツインズと契約。2017年にツインズからMLBデビューしています。
左投げのロサリオ選手は、MLB通算69試合に登板し、6勝1敗、防御率5.00。最速156km/hのストレートとスライダー、チェンジアップが武器であり、セットアッパーとしての期待が持たれています。
ドラゴンズはエンニー・ロメロ選手ら支配下登録していた4人の外国人選手と2021年の契約を結ばないと発表しており、ロサリオ選手は穴を埋め、盛り土となる存在となってくれるでしょう。
MLB通算:69試合 6勝1敗1セーブ 49奪三振 防御率5.00
さて、過去のドラゴンズはドミニカ共和国を中心とした、いわゆる「中南米ルート」での外国人選手獲得が主体でした。しかし、森和繁さんとデニー友利さんが退団してからは、ルートが変わってきました。
オマール・リナレス巡回コーチが橋渡し役となっている、「キューバ・ルート」と、今回のアウゾ・パウエル巡回打撃コーチによる、「北米ルート」になります。コストパフォーマンスを考えれば、中南米ルートはいいと考えますが、それも現地で選手の状態が確認出来てのことでしょう。今年のように、現地で直接確認出来ないのであれば、動画などの情報にもなりますが、それは限られたものしかない場合もありますし、昔のように履歴だけでというわけにもいかないでしょう。
これからは、ドラゴンズの新外国人選手獲得ルートも赤道以北へと北上していくのでしょう。
何はともあれ、野球の神様、どうか、エンジェル・サンチェス選手よりも活躍するようにお願いします。(-人-)