東日本大震災からまもなく10年となります。
震災後の2011年度から日本放送協会(NHK)が行っている震災支援プロジェクト「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして、発災から1年後の2012年3月に、宮城県出身の岩井俊二さん作詞・菅野よう子さん作曲の、「花は咲く」を制作しました。
いろいろなバージョンが制作されていますが、鈴木梨央さんバージョン「親と子の「花は咲く」」は、2013年4月17日にリリースされたもので、鈴木梨央さんと福島県双葉郡大熊町立大野小学校合唱部が唄い、こうの史代さんがキャラクターデザイン、片渕須直さんが監督を務めたアニメーションが作成されました。
作詞の岩井さんは、「この歌は震災で亡くなった方の目線で作りました」、また、作曲・編曲の菅野さんは、「100年経って、なんのために、あるいはどんなきっかけで出来た曲か忘れられて、詠み人知らずで残る曲になるといいなあと願っています」と語っています。
♬花は花は花は咲く
いつか生まれる君に
花は花は花は咲く
私は何を残しただろう
悲しみが雪のように降り積もる冬でも、次の季節には、花咲く春がやってきます。
春には花が咲き、そして実を結び、次の世代への種子を残します。
震災から10年。復興が進んでいるといわれていますが、それぞれの人の復興のスピード、心の中は違っていると思います。
それでも、私たちは時代を超えて連綿とつづく営みを、未来に生まれてくる子どもたちへ、何か残していかなければならないと思います。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。