グラブトスといえば元中日ドラゴンズの高木守道さんを思い浮かべます。
はてなキーワードで「グラブトス」を見てみると
「内野ゴロを捕球後、グラブに捕球したまま左手で塁に送球する内野守備の呼称。
併殺狙いや逆シングルで捕球した場合の送球に使用され、主に二塁手の守備として使用される。
1960年代、バックトスの応用として高木守道が大成し、自身の伝家の宝刀として知られるようになった。」
と書かれているくらいですから。
グラブトスを上手にするためには、グラブのポケットへしっかりとボールをしまいこんでしまうと、トスするときにボールをコントロールすることができません。
上手にトスするためには、できるだけグラブの先でボールを捕ります。
そのときに手首を折らないように腕とグラブが一直線になるようにします。そして、ボールがグラブに入るときに、グラブを閉じないで、そのままトス。
難しいですね。
でも、この瞬間のプレーで試合が決まるとなれば、思い切ってやらなければならない場合もあります。
名人も一夜にして成らず。日頃の練習の積み重ねですね。
でも、高木守道さんは今のちびっ子たちにはちょっと古すぎて知らないでしょうね。
ということであれば、荒木雅博選手×井端弘和選手につきます(と勝手に思っています)。
この映像の中にもグラブトスの場面が数多く出てきます。
ファインプレー集ですので、カッコイイ場面が多いのは当然ですが、ちびっ子たちに一番見て、感じて欲しいと思うことは、
「最後まであきらめない姿」
です。
打球を追い続け、つかみ取ろうとするその姿。
打球をつかみ取らなければ、勝利だってつかみとれないのですから。
一人ひとりが持っている勝利への執着心の現われでもあると思います。
アライバファインプレー集2004〜2007
アライバファインプレー集2008〜2010