広島東洋カープの鈴木誠也選手がネットに出品された自身のサインについて、インスタグラムで思いをつづったニュースがありました。
鈴木選手は出品されている様子の画面のスクリーンショットを撮り「こういう人がいるのは悲しいな笑 サイン書くのやめちゃおうかなー さーどーしよー笑笑 あっべつに怒ってるとかはないですよ?笑笑」とつづり、「ただみんなに書ける訳ではないし、その日しか来れない方たちもいるのでなるべく多く書けるようにと思ってます! どの選手もそれは思ってると思うので、その辺お考えをお願いしますペコリ!」、そして、「転売するなら転売しますって言ってください!笑笑 転売ようのひらがなのサイン書きますので笑 ほなおやすみ」と結んでいました。
似たようなサイン転売騒ぎは、千葉ロッテマリーンズのドラフト1位・佐々木朗希選手が、新人合同自主トレ初日の練習後に開かれた即席サイン会で約40分、ファン201人に初めてサインを書きこんだのですが、あろうことかサイン会終了10分後にサインボールがネットオークションで転売されていました。
さらに、今年からオリックスバッファローズに入団したアダム・ジョーンズ選手が来日したとき、関西国際空港に多くのファンが集まり、出迎えたファンの前で立ち止まり、サインに快く応じましたが、その2時間後にネットでサインが売りに出されました。
2019年にもこの問題を書きました「ごめんそうらえ 沖縄 サインネット転売問題(https://blog.goo.ne.jp/full-count/e/23e7a532eb78b2b19af95b36f1416a0a)」。
正直、ファンとしてというか、人として考えてみても嘆かわしいことです。
さて、今回、私は北谷でドアラさんのサインをいただきました。
阪神タイガースとの練習試合前に球場正面でファンの方一人ひとりにサインしていました。
このドアラさんのサインは、第5回家宝認定品となりました。なお、第4回家宝認定品は、2019年に読谷キャンプでいただいた伊藤康祐選手のサインです。
選手にとってファンサービスは大事な仕事の1つだと思います。もちろん、選手は試合で魅せることが一番のファンサービスになりますが。特にキャンプは1年で一番、監督、選手たちとファンが身近に接することができる場所になります。選手たちも可能な限りファンサービスをしてくれていますし、ほとんどのファンはルールを守っています。でも、むげに断れば、今度は悪口を書かれてしまいます。
私のように遠くからキャンプを観に行ったり、試合を観に行ったりして、そこで偶然にいただいたサイン。沖縄の楽しい想い出の一つであることは違いありません。
その1枚、1枚が売られることなく大事にされることを願いたいものです。