来春の選抜大会の重要な資料となる秋季鳥取県高等学校野球兼第131回秋季中国地区大会県予選の組み合わせがきまりました。
部員不足により日野高と境港総合高が連合チームで出場するため、24校23チームが中国大会の出場権3枠を争います。
組み合わせは各地区大会を制した鳥取城北高、倉吉東高、米子東高の3校がシード校として準決勝まで当たらないように振り分けた後、各地区2位校による抽選が行われ、残る一つのシード権は米子松蔭高となりました。
今夏の選手権大会に出場した東部1位の鳥取城北高は倉吉西高と米子工高の勝者を迎えます。中部1位の倉吉東高は鳥取育英高と境高、西部1位の米子東高は米子高と八頭高の勝者とそれぞれ二回戦で対戦します。鳥取東高、米子松蔭高、鳥取育英高の地区2位校も力があり、混戦が予想されます。
大会は9月22日(土)~24日(月)、29日(土)、30日(日)の5日間(雨天順延)の期日で、どらドラパーク米子市民球場をメインに西伯カントリーパーク野球場、赤碕総合運動公園野球場で開催されます。
上位3校には秋季中国地区大会(10月26日~28日、11月3日、4日・岡山県)への出場権、上位4校には来春の県大会のシード権が与えられます。
どうでもいいことですが、抽選会行われた会場が「倉吉未来中心」です。「中心」というと中国語では「センター」という意味であり、そのままですと「倉吉未来センター」を中国語的に名付けたものだと思っていましたら、違ったようです(そりゃそうだ)。
元々は、大御堂廃寺(小鴨川中流域近辺の倉吉市街地に立地する山陰最大級の寺院跡であり、7世紀中頃の創建と考えられています。出土した墨書土器から寺名は久米寺と推定され、伯耆国府の所在する久米郡を代表する寺院」の跡地にあり、古くから交流の拠点として、鳥取県中部の要所にあります。「倉吉未来中心」という名前は、そういう歴史的経緯も踏まえ、未来に向かって、さらに交流の拠点となり続けて欲しいという願いが込められたものだそうです。
未来に向かって、頑張れ、鳥取高校球児。