私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
「フリテンくん」とは、植田まさしさん原作の4コマ漫画作品およびアニメ作品です。1980年より竹書房のギャンブル系雑誌に連載され、その後「まんがライフ」で連載されました。現在は「新フリテンくん」のタイトルで連載されています。
さて、「フリテン(振聴、振り聴)とは、日本の麻雀において、自分の捨て牌にアガりとなる牌が含まれている状態のことです。麻雀に詳しくない方には訳がわからないのですが、つまり、「自分で自分のアガり牌を切ってしまっている」状態のことです。こうなると、麻雀の一般的なルールでは、「ツモ(和了:自力でアガり、牌を引いてくること)はできるが、ロン(和了:他人が捨てた牌でアガる)はできなくなる」のです。
こうのような状況になってしまった場合、選択肢は主に以下の3つになります。
・ロンできないのでテンパイを崩す
・ツモできるまで待つ
・いったんテンパイをとるが、ロンできる形へ手変わりする
さてさて、東京高等検察庁の検事長が緊急事態宣言のさなかに、東京都内の新聞記者の自宅を訪れ、賭けマージャンをした疑いがあると報じられ、当の検事長は辞任することになりました。
定年延長の一件で、「そちらの先生と私は、もう付き合いは未来永劫」という感じで、この検事長の定年を延長する閣議決定を強行し、検察庁法改正案の国会成立を目論んでいたのですが、見送られることになっています。
さてさてさて、普通に考えれば麻雀は健全な遊戯だと思いますが、賭博的な要素を持つ遊技でもあり、ときに金品のやりとりを伴うことで問題になります。日本では、公営ギャンブル以外のギャンブルは賭博であり、刑法上の犯罪となります。今回、東京高等検察庁の検事長は、「賭け麻雀」を認めたとも報じられています。つまり、「賭博罪」に当たる可能性はあります。
調査をしているのは、検察そのものであり、検察が検察内の人物をだというのも「フリテン」状態のようなものでしょう。これらが事実だとすれば、厳正な処分を考えているようではあることから、辞表を受理するのではなく、罷免処分が適当だと思います。ただでさえ、税金の使い道があやしいところですので、退職金にまで税金を使われてるはよろしくないでしょう。
そもそも、「賭け」に使われたお金だって税金から出ているものでしょう。
なお、「フリテンくん」の単行本の表紙には、
90%笑える人は正常
30%しか笑えない人は異常
100%笑える人もまた異常
と表記されていますが、今回のこの事件は、「笑うに笑えない異常」さです。
(この写真は以前、中国に出張へ行った際に広東省東莞市の香港式レストランで食べたスイーツです)
♬最後には 笑えるように
日は沈んでも、また、今日も日が昇っています。たとえ、雲で隠れていたとしても。
最後には 笑えるよう、自分の歩むべき道を見つけることができるように、新しい朝を迎えたいと思います。
また、明日、ここで、お会いしましょう。