私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
先日のNHKニュースでも「アベノマスク」と紹介しているのには思わず笑ってしまうほど、未だに手元には届いてはいないのですが、強烈な存在感を示しています。
いろいろ言われていますが、マスク自身には罪はないのですよね。また、寄付に使われていたり、世の中の役に立っていますので、それはそれでいいのかも知れません。
さて、以前「市民に配布しマスク」と案内のあった、名付けて「オグチノマスク」が、箱ごとどーんと、先日配布されました。箱ごとでしたので、「住居人数よりも多いのでは?」と思いましたが、中を開けてみますと、ちゃんと住民票に記載されている住居人数分でした。
それが、これです。
私にとっては、見覚えのあるパッケージ。これ、4月上旬ころまで近くのドラッグストアで大量に売られていたものと同じものです。私は買いませんでしたが、10枚入りで500円くらいで売っていた記憶があります。5月上旬に「ブログネタ」として、買ってこようと思ったのですが、その時には取り扱っていませんでした。
もしかしたら、市で購入(市役所に一番近いドラッグストアで売られていましたので)したのかも知れませんが真相はわかりません。
このマスク。ぱっと見た目は怪しさ満載だと思います。でも、パッケージの裏側(?)にはきちんと日本語で「製造販売元」「使用上の注意」「原料」などが印刷されています。一応、Google先生に問い合わせたところ、日本での製造販売元の素性が出てきました。
私が怪しさ満載だと思ったのは、中国で書かれた「合格証」が、そのまま入っていたことです。未だに中国製造されたマスクは多いと思うのですが、このような表示のものが入っていたものは見たことがありません。これは、少し前に中国から欧米へ粗悪品マスクが輸出され問題になったため、中国政府の管理が強化されたことによるようです。ただ、入っていたら入っていたで怪しいと思えちゃいますし、入っていないのも不思議でなりません。
また、製造工場と思われる中国メーカーも素性が出てきましたので、アベノマスクのお金の使い道よりも身分は判明しています。
さて、私も業務上関わっているのですが、中国にも消費者保護のための表示法というのがあります。その中に、国際標準化機構および国際電気標準会議に中国代表として参加している中国国家標準化管理委員会によって発行される、「中国国家標準(GB規格:中国語における略称の国標のピンイン表記がGuóbiāoとなることから、その頭文字を取っています)」と呼ばれている、日本のJIS規格に相当する規格に準拠していることについて表示しなければなりません。そこには「执行标准(執行標準)」の番号と、それに合格していることを表記しないといけません。また、通関時には第三者試験機関のテストレポートも必要になります。
このマスクの場合、「GB/T32610-2016」という国家標準に準拠したものということになります。適用範囲は、「日常生活で空気汚染環境下の粒子状物質を防ぐための一般用マスク」であり、医療用ではありません。
また、中国も有害物質関係の規制は(原則)厳しく、ホルムアルデヒドや特定芳香族アミン類などの「有害物質が含まれていないこと」なども規定されています。さらに、GB/T32610-2016の中には、「ゴムの取付強度」「微生物」「視野」「ろ過効率」などの検査項目もあります。
検査証がついているということは、一応、このマスクは合格しているということなのでしょうから、ちゃんとしたマスクだと思っています。
というのも、正直なところマスクの性能については見た目では判断できませんし、着けていたとしても感染を100%防げるかどうかは何とも言えません。
ちなみに、昨日(5月27日)のローカルニュースにおいて、長野県内のアベノマスク配布アンケートを集計していました。結果は約8%の配布率・・・。
♬最後には 笑えるように
日は沈んでも、また、今日も日が昇っています。たとえ、雲で隠れていたとしても。
最後には 笑えるよう、自分の歩むべき道を見つけることができるように、新しい朝を迎えたいと思います。
また、明日、ここで、お会いしましょう。