昨日のプロ野球開幕戦の「中日ドラゴンズ-広島カープ」と「読売ジャイアンツ-東京ヤクルトスワローズ」をTVの二画面で同時に観戦していました。
目的は吉見(ドラゴンズ)のパーフェクトと石川(スワローズ)がノーヒットノーランを達成するかどうか。
吉見は八回ノーアウトから栗原にセンター前ヒットを打たれてしまい、残念ながらプロ野球史上初の開幕戦パーフェクトは達成できず。
石川も九回1アウトから坂本に三遊間を破られてしまい、こちらも残念ながらプロ野球史上初の開幕戦ノーヒットノーランは達成できず。
偶然でしょうけど、ヒットを打たれた時間がほぼ一緒。
「そんなに甘いもんじゃないですよ」
は吉見のコメント。
さて、吉見にしても石川にしても目を見張るほどの速いストレートを持っているわけではありません。
吉見はMaxでも140km台半ば、石川に至ってはAve.135kmとどちらも一流高校生(?)並み。
ただし、それを補うだけの多彩な変化球と投げ分けるコントロール。
さらに投球のテンポがいいです。
昨日のジャイアンツ-スワローズ戦は試合時間が2時間41分、ドラゴンズ-カープ戦でも3時間3分の短時間ですから。
これだけいいテンポならば、守りのリズムも良くなり、バッティングにもいい影響があることでしょう。
守りの時間が長かったり、毎度のようにランナーが塁上にいたりすれば、守っているだけで疲れてしまいましね。
吉見はいいピッチャーですが、試合は得点が入らなければチームは勝てません。
昨年の極貧打線のドラゴンズにおいて、吉見は18勝を挙げています。
偶然だとは考えられません。
偶然とは考えられないことを最後に1つ。
ファイターズの開幕ピッチャーだった斎藤祐樹。昨シーズンは6勝6敗。今年のオープン戦は登板した試合ですべて失点。
最初は???でしたが、結果的には1失点での完投勝利。
投球数は110球。こちらもテンポよく投げ、味方の大量得点の援護。
斎藤の開幕勝利は偶然ではなく、野球人としての必然の勝利だったのではないかと。
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