試合前、練習前のウォームアップ、略してアップの方法はチームによっていろいろな内容、順番があります。
暖かい時期、寒い時期とは関係なしに、これから野球するために身体を温め、筋肉をほぐしておくことは、最大のパフォーマンスを発揮することと、ケガの防止になります。
野球は瞬発力を必要とするスポーツです。
ですから、いきなり実践的な動作をすると無理してケガに繋がります。
だからウォームアップに手を抜くのはダメなことです。
特に試合開始前は、開始時間から逆算して集合時間、ウォームアップ開始時間などを細かく決めておきませんと、時間が余ったり、時間が足りなかったりして調整ミスからの試合のミスに繋がってしまいます。
これは怪しいことを始めたわけでも、罰ゲームでもなんでもありません。
(素直にやってくれた三人の三年生。良いキャラを持っています)
先日、三年生が(もちろん、勉強の合間に?)練習にお邪魔(本当に邪魔か?)した際のウォームアップの様子です。
両手にマスコットバット(1kg)を持って、頭の上に掲げてグラウンドを回るのです。
確か大分・明豊高でのウォームアップ。これをちょっと三年生にやらせてみたのです。
明豊高では、この姿勢のまま、両翼90m以上のグラウンドを10周くらい走ってから、野球の練習が始まるそうです。
ウォームアップだけではなくて、体幹を鍛えるにも良いトレーニングです。
私は「やって」と言われてもやりませんが、うちの三年生はグラウンド一周でギブアップです。
うーん、このままでは明豊高への道は厳しいです。
ちなみに、この格好はグラウンドでは問題ないでしょうけど、家の周りでやったら”珍しい人”と言われる可能性がありそうなので、自主トレではお勧め出来ません。