現在プロ野球は多くのチームが今シーズンの戦いを終っており、宮崎のフェニックスリーグも終盤で秋季キャンプが始まろうとしています。
日本シリーズが終わり。FA動向が注目されてきます。
何と言っても3人のキャッチャー炭谷銀仁朗選手(埼玉西武ライオンズ)、嶋基宏選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、大野奨太(北海道日本ハムファイターズ)の動向が一番の注目でしたが、日本シリーズが終わる前に残留が決定してしまいました。
炭谷選手はまだ28歳と若く、高卒新人としては51年ぶりに開幕スタメンで1年目から54試合に出場。以降はレギュラーを掴むことが出来ませんでしたが、2010年オフに細川亨選手がFAで移籍した後、5年連続で100試合以上出場。バッティングは課題ですが、盗塁阻止率は.361。
現時点ではFA権を行使しない方向とのことです。
嶋選手は一年目から一軍で出場。リーグ優勝、日本一に貢献した2013年オフに4年契約を結んだが、昨年国内FA権を取得した際に、条件次第でFAできる条項が含まれていたと報道されました。
チームの監督交代もあり、昨年ほどFA権行使には前向きではなかったです。
大野選手は2008年ドラフト1位で入団。鶴岡慎也選手(現福岡ソフトバンクホークス)との併用だったこともあり、年間100試合以上の出場はプロ7年間で2度と経験、実績では多少劣ります。また、ランクCと人的・金銭の補償がなく獲得出来るのも魅力ですが、すでに残留です。
セ・リーグでは読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズがキャッチャーが固定出来ずに苦しんでいます。また、パ・リーグを制覇したソフトバンクも細川選手、鶴岡選手、高谷裕亮選手と3人の捕手を使い分け、その他のチームも複数人体制と球界全体でキャッチャー不足となっています。ドラゴンズはドラフトで補強できたので、良かったですが。
以下は今季ここまでFA権を取得した選手です。
【 海外FA権取得 】
館山昌平 (東京ヤクルトスワローズ)
西岡剛 (阪神タイガース)
木村昇吾 (広島東洋カープ)
山井大介 (中日ドラゴンズ)
松田宣浩、本多雄一 (福岡ソフトバンクホークス)
炭谷銀仁朗(埼玉西武ライオンズ)
平野佳寿(オリックスバファローズ)
青山浩二、嶋基宏(東北楽天ゴールデンイーグルス)
【 国内FA権取得 】
渡辺直人、脇谷亮太(埼玉西武ライオンズ)
山口鉄也、坂本勇人(読売ジャイアンツ)
畠山和洋、飯原誉士、ユウイチ、武内晋一(東京ヤクルトスワローズ)
吉村裕基(福岡ソフトバンクホークス)
矢野謙次、大野奨太(北海道日本ハムファイターズ)
小窪哲也、赤松真人(広島東洋カープ)
石川雄洋、長田秀一郎(横浜DeNAベイスターズ)
牧田明久、山崎浩司、聖沢諒(東北楽天ゴールデンイーグルス)
藤井淳志(中日ドラゴンズ)
大松尚逸(千葉ロッテマリーンズ)
【 FA再取得 】
サブロー(千葉ロッテマリーンズ)
後藤光尊(東北楽天ゴールデンイーグルス)
新井貴浩(広島東洋カープ
スワローズの畠山選手が中心になるように思えます。ファーストに困っているドラゴンズにはピッタリです。
また、松田選手が宣言したら・・・サードに困っているドラゴンズにピッタリです。
万が一、坂本選手が手を挙げたら・・・これまた、ショートに困っているドラゴンズなら、条件に当てはまります。
みなさん、いかがでしょう?
会社だったらすぐにFA宣言しちゃうのに。でも、獲得してくれるところがなかったら浪人になってしまう・・・
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まっくろくろすけ
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