「一平を“うそつき”呼ばわり」
「“ショックを受けた”大リーグのスター、通訳の“うそ”を大声で叫ぶ」
と、米国メディアで報道された、2024年3月26日にロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が行った「声明発表」。
当初から声明発表的なことでしたので、記者が質問できなかったことから「記者会見」ではないもの。
問題発覚からしばらくコメントなしだったので、自身の口からコメントがあったことで一応は経緯と言うか、一部状況は明確になったものの、なんだかモヤモヤ感は残りました(個人的見解)。
声明文
(個人の書きおこしのため、少し聞き取りミス、誤記があるかも知れませんが)
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え~まず皆さん、え~来ていただいてありがとうございます。僕も話したかったので、え~うれしく思ってますし、え~チームの関係者の皆さん、僕自身もそうですけど、え~ファンの皆さんもこの1週間ぐらいですかね、厳しい、え~1週間だと思うんですけどメディアの皆さんも含めて、え~がまんとご理解をしていただいたのはすごくありがたいなと、え~思っています。え~まず、僕自身も信頼していた方の、え~過ちというのを、え~悲しくというかショックですし、え~いまはそういうふうに、え~感じています。
え~現在進行中の調査もありますので、え~今日話せることにまず限りがあるというのもご理解いただきたいなということと、え~また今日ここに、え~詳細をまとめた、わかりやすく皆さんにお伝えするためにまとめた、え~メモがありますので、そちらの方にしたがって、え~何があったのかというのをまず、え~説明させていただきたいなと思います。
え~まず初めに、え~僕自身は、え~何かに賭けたりとか、え~誰かに代わって、え~そのスポーツイベントに賭けたりとか、え~それをまた頼んだりと、え~いうことはないですし、え~僕の口座からブックメーカーに対して、え~誰かに送金を依頼したことももちろんまったく、え~ありません。
え~本当に数日前まで、え~彼が、え~そういうことをしていたっていうのも、まったく知りませんでした。
え~結論から言うと、え~彼が僕の、え~口座からお金を、え~盗んで、え~なおかつ、え~まあみんな僕の周りのみんなに、え~ウソついていたというのが、え~結論から言うとそういうことになります。
え~まず初めに言うと先週末、え~韓国ですね、え~僕の代理人に対してメディアの、え~方から、私が、え~違法なブックメーカーから、え~僕が、え~関与しているのではないかという、スポーツ賭博について、え~関与しているのではないかという連絡がありました。
え~一平さんは、僕にこういった取材の依頼があるということをまず、え~僕には話していなかったし、僕の方にそういう連絡はまず来ていなかったということと、え~まず初めに代理人には、え~一平さんは僕と話してわかったのは、え~一平さんにではなく、え~某友人の借金の肩代わりとして、え~支払ったという風に、え~僕の代理人も含めて、みんなに話していました。
その翌日にさらに尋問で、一平さんは僕たちの代理人に対して、え~借金は自分のもの、つまり一平さん自身が作ったものだということを、え~説明しました。
それを僕が肩代わりしたという話を、え~そのときに代理人に話しました。
そして、これらはまったく、え~すべてがウソだったということです。
え~一平さんは取材以来のことも僕にはもちろん、え~そのとき伝えていなかったですし、代理人の人たちに対しても、え~僕は既に彼と話して、え~いると話してコミュニケーションを取っていたということを、え~ウソついていました。
え~そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、え~韓国で第1戦が終わったあとに行われたチームミーティング。え~試合のあとのチームミーティングのときです。
え~そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕にもちろん通訳がついていなくて、え~すべて英語で話していたので、え~完全には理解できていなくて何となくこういう内容であるなっていうのは恐らくは、え~理解はできていましたけど何となく違和感を感じていました。
え~そのとき彼は、え~僕に対してホテルに帰ったあとで、え~2人で、え~よりくわしいことを、え~2人で話したいので、いまは待ってくれというふうに言っていたので、僕はまずそのときはホテルまで待つことにしました。
僕は一平さんがそのときにギャンブル、ミーティンのときにギャンブルの依存症だというのは僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることもそのミーティングのときは、もちろん知りませんでした。
僕は彼の借金返済にももちろんそのときも同意してませんし、ブックメーカーに対して彼に送金してくれって頼んだことももちろん、許可したこともないです。
え~その後、試合後ホテルに戻って、え~一平さんと初めてそこで話をして、え~彼に巨額の借金があることをそのとき知りました。
彼はそのとき私に、え~僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました。
僕はやっぱりおかしい、これはおかしいなと思って代理人に話したいということで、代理人たちを呼んでそこで話し合いました。
話終わってこれを聞いて、僕の代理人にもやっぱり彼にウソをつかれていたということを、え~初めて知って、え~すぐにドジャースの皆さんと、え~弁護士の人たちにそのときに連絡しました。
ドジャースの皆さんも、え~代理人の人たちも彼らもそのときに初めて、また自分たちもウソをつかれていたということをそのときに知りました。
そして僕が弁護士の人たちは、これは窃盗と詐欺のことなのでこれを警察の当局に引き渡すという報告をしました。
これがそこまでの流れなので僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、さっき言いましたけどブックメーカーに送金をしていたという事実はまったく、え~ありません。
正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、え~それ以上のうまく言葉には表せないような、え~感覚で、この1週間ぐらいは、ずっと過ごしてきたので、いまはそれをうまく言葉にするのは、え~難しいなと思っています。
ただもうシーズンも本格的にスタートするので、、え~ここからは弁護士の、え~方々にもお任せしますし、え~僕自身も、え~警察当局の捜査に全面的に協力したいなと思っています。
なので、気持ちを切り替えるのは、難しいですけどもシーズンに向けて、え~またスタートしたいですし、え~今日まずお話しできてよかったなと思っているので、え~今日は質疑応答は、これが今お話しできるすべてなので質疑応答はしませんが、え~これから、え~さらに進んでいくと思います。
以上です。ありがとうございました。
え~現在進行中の調査もありますので、え~今日話せることにまず限りがあるというのもご理解いただきたいなということと、え~また今日ここに、え~詳細をまとめた、わかりやすく皆さんにお伝えするためにまとめた、え~メモがありますので、そちらの方にしたがって、え~何があったのかというのをまず、え~説明させていただきたいなと思います。
え~まず初めに、え~僕自身は、え~何かに賭けたりとか、え~誰かに代わって、え~そのスポーツイベントに賭けたりとか、え~それをまた頼んだりと、え~いうことはないですし、え~僕の口座からブックメーカーに対して、え~誰かに送金を依頼したことももちろんまったく、え~ありません。
え~本当に数日前まで、え~彼が、え~そういうことをしていたっていうのも、まったく知りませんでした。
え~結論から言うと、え~彼が僕の、え~口座からお金を、え~盗んで、え~なおかつ、え~まあみんな僕の周りのみんなに、え~ウソついていたというのが、え~結論から言うとそういうことになります。
え~まず初めに言うと先週末、え~韓国ですね、え~僕の代理人に対してメディアの、え~方から、私が、え~違法なブックメーカーから、え~僕が、え~関与しているのではないかという、スポーツ賭博について、え~関与しているのではないかという連絡がありました。
え~一平さんは、僕にこういった取材の依頼があるということをまず、え~僕には話していなかったし、僕の方にそういう連絡はまず来ていなかったということと、え~まず初めに代理人には、え~一平さんは僕と話してわかったのは、え~一平さんにではなく、え~某友人の借金の肩代わりとして、え~支払ったという風に、え~僕の代理人も含めて、みんなに話していました。
その翌日にさらに尋問で、一平さんは僕たちの代理人に対して、え~借金は自分のもの、つまり一平さん自身が作ったものだということを、え~説明しました。
それを僕が肩代わりしたという話を、え~そのときに代理人に話しました。
そして、これらはまったく、え~すべてがウソだったということです。
え~一平さんは取材以来のことも僕にはもちろん、え~そのとき伝えていなかったですし、代理人の人たちに対しても、え~僕は既に彼と話して、え~いると話してコミュニケーションを取っていたということを、え~ウソついていました。
え~そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、え~韓国で第1戦が終わったあとに行われたチームミーティング。え~試合のあとのチームミーティングのときです。
え~そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕にもちろん通訳がついていなくて、え~すべて英語で話していたので、え~完全には理解できていなくて何となくこういう内容であるなっていうのは恐らくは、え~理解はできていましたけど何となく違和感を感じていました。
え~そのとき彼は、え~僕に対してホテルに帰ったあとで、え~2人で、え~よりくわしいことを、え~2人で話したいので、いまは待ってくれというふうに言っていたので、僕はまずそのときはホテルまで待つことにしました。
僕は一平さんがそのときにギャンブル、ミーティンのときにギャンブルの依存症だというのは僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることもそのミーティングのときは、もちろん知りませんでした。
僕は彼の借金返済にももちろんそのときも同意してませんし、ブックメーカーに対して彼に送金してくれって頼んだことももちろん、許可したこともないです。
え~その後、試合後ホテルに戻って、え~一平さんと初めてそこで話をして、え~彼に巨額の借金があることをそのとき知りました。
彼はそのとき私に、え~僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました。
僕はやっぱりおかしい、これはおかしいなと思って代理人に話したいということで、代理人たちを呼んでそこで話し合いました。
話終わってこれを聞いて、僕の代理人にもやっぱり彼にウソをつかれていたということを、え~初めて知って、え~すぐにドジャースの皆さんと、え~弁護士の人たちにそのときに連絡しました。
ドジャースの皆さんも、え~代理人の人たちも彼らもそのときに初めて、また自分たちもウソをつかれていたということをそのときに知りました。
そして僕が弁護士の人たちは、これは窃盗と詐欺のことなのでこれを警察の当局に引き渡すという報告をしました。
これがそこまでの流れなので僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、さっき言いましたけどブックメーカーに送金をしていたという事実はまったく、え~ありません。
正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、え~それ以上のうまく言葉には表せないような、え~感覚で、この1週間ぐらいは、ずっと過ごしてきたので、いまはそれをうまく言葉にするのは、え~難しいなと思っています。
ただもうシーズンも本格的にスタートするので、、え~ここからは弁護士の、え~方々にもお任せしますし、え~僕自身も、え~警察当局の捜査に全面的に協力したいなと思っています。
なので、気持ちを切り替えるのは、難しいですけどもシーズンに向けて、え~またスタートしたいですし、え~今日まずお話しできてよかったなと思っているので、え~今日は質疑応答は、これが今お話しできるすべてなので質疑応答はしませんが、え~これから、え~さらに進んでいくと思います。
以上です。ありがとうございました。
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約11分間の声明の中で、「ウソ」という言葉は6回使われました。
これが冒頭での米国メディアでの見出しにつながったものでしょうね。
それはともかく、私がざわめいたのが次の2点。
声明の冒頭では名前ではなく「彼」と呼び、途中から「一平さん」と呼び方が変わったこと。
呼び方の変化は聞いていて気になるもの。これが意識してのことなのか、無意識だったのかはわかりません。あらかじめ用意されていた文面をただ読んでいたのではなく、自分の言葉で話しているようにも見えましたが・・・。
「信頼していた方」ということですから、今回の問題がよほどのショックだっただけに、当の本人が現在、どこでどうしているのか、どう考えているのかにはざわめき(別にそれを知ることで私の生活がどうのこうのはないですが)。
次にと言うか、最もざわめいたのが大谷翔平選手の説明の仕方。内容が内容であり、現在進行中の調査であることから話せることに限りがあるということからかも知れませんが、「え~」というパラ言語(パラランゲージ:話し手から聞き手に伝達される情報のうち、言語以外の情報。話すときの声の強弱や高低、イントネーション、身振りなど)の多さのざわめき。
約11分間の声明の中で、「え~」というパラ言語は99回(もしかすると、「え」も含めればそれ以上)使われていました。
会社のなかにも身近にいますが、「(自分の)考えがまとまっていない」ようなときに、「言葉を選びながら」話す場面に多いような感じです。
この声明発表のときの大谷翔平選手の心境的負担は計り知れないものがありますが、自身でも何が起こっていて、これからどうなるのかわからず、「認知的負担(頭がいっぱいの状態)」であることなのかも知れません。
ただ、途中から「え~」が少なくなった箇所がありますので、そこの状況は整理されており、憶測ではなく事実判明していることなのかも知れません。
現在進行形のことであり、言うに言えないこともあるでしょうし、プレーに専念したいでしょうから、これ以上の推測をしていてもどうしようもありません。
静かに続報を待ちましょうか。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。