「葛飾柴又寅さん記念館」は、東京都葛飾区柴又に所在する、映画「男はつらいよ」の世界観および各種資料を再現・展示した記念館です。いまさらながらですが、柴又は松竹製作・配給の映画「男はつらいよ」の舞台です。
(入口で看板の取りつけ作業をしている寅さん)
ちなみに、正式名称は「葛飾区観光文化センター内葛飾柴又寅さん記念館」、愛称は「寅さん記念館」です。
「男はつらいよ」の世界をコーナー別に展示しており、松竹大船撮影所(2000年に閉鎖)から移設しされた、寅さんがいつも必ず帰ってくるおなじみの場所、葛飾柴又の団子屋「くるまや」、必ず一声かけるタコ社長が経営する印刷工場の「朝日印刷」のセットがあります。なんと印刷機は実際に動かすことも可能なものだそうで、工場内の様子はリアルです。帝釈天の街並みのミニチュア模型や、寅さんが旅にでる際に乗りこんだ列車のボックスシートなどの、「思い出に残るなつかしの駅舎」コーナーなどもあります。
ほかにも、登場人物が作品中で使用した小道具などもあり、寅さんがいつも持ち歩いているトランクの中身の全財産も公開されています。
寅さん、さくら、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長らとの珍騒動など、自分も一緒に居合わせたかのように感じられ、子どものころのどこか懐かしい情景にタイムスリップするかのような感覚です。
屋上の柴又公園からは、柴又帝釈天や江戸川の河川敷が一望できます。山田洋次監督をして「日本人の心の故郷」といわしめた風景です。TVなどでよく見る風景ですが、東京もいいものだと思います。
本日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。