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死球とは、野球において投手の投げたボールが打者の身体に当たって一塁が与えられることである。デッドボール(和製英語:dead ball)とも言う。英語ではhit by pitch(投球(pitch)が当たる(hit))と言う。日本語の「死球」及び「デッドボール」は、投球が打者に当たった結果ボールデッド(プレイが中断されること)が宣告されることを、「投球が打者に当たることをボールデッドという」と誤解したことに由来する、と言われる。
死球を和訳しますとデッドボールです。一般的に聞きなれた言葉です。
ここ最近の審判講習会では正式には”ヒット バイ ピッチ”とコールすることになっています。
”ヒット バイ ピッチ(Hit by pitch)”=”投球によりぶつけた”
という意味です。
最近は国際大会(とはいっても米国)で使用している言葉をそのまま使うようになってきています。
先日の練習試合で、おそらく中学生活初のヒット バイ ピッチとなった太郎。背中ですから大したことはありません。
よく審判をやっていただくお父さんと話をするのですが、よっぽど慣れていませんと、この言葉は出てきません。
出てきたとしても、コールされた方(攻撃側)も、された方(守備側)もきょとんとしてしまうことが多いとのことです。
それはそうかもしれません。
未だテレビ、ラジオや各メディアでは、日常的に”デッドボール”と言っていますから。
用語を国際的なものへと変えて行くには、日常的に耳にする場面においても使われていかなければ、普及には時間がかかっていきます。