私のブログにお越しいただいてありがとうございます。どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。
♬なんにもない なんにもない まったく なんにもない
生まれた 生まれた なにが生まれた
「やつらの足音のバラード」とは、1974年10月5日~1975年3月29日までTBS系列で、1975年4月5日~1976年3月27日までテレビ朝日系列で放送された、TVアニメ「はじめ人間ギャートルズ」のエンディングテーマです。
「なんにもない なんにもない まったくなんにもない・・・」と、惑星が創世されて、その後、生物が進化する様のゆったりとした描写が印象深い曲です。
小さいころ、よく観ていた記憶があります。
さて、長野県内でも新型コロナウイルスの感染が拡がって来ています。県内で最初に確認されたのは2月25日のこと。3月中は数日おきに1人~2人の感染確認でしたが、ここ数日は毎日のように複数確認されており、4月10日時点で28人(うち、退院が4人)となっています。
県からの発表は基本的に、管轄している保健所単位です。11の保健所があり、それぞれ管轄地域が決まっています。よって、2月25日に最初の感染が発表されたときには、「松本保健所管内」とあり、「松本市」「塩尻市」「安曇野市」「麻績村」「生坂村」「山形村」「朝日村」「筑北村」の8市町村という広大な(?)範囲なので、漠然としたことしかわからず、逆に不安とウワサだけが先行してしまっています。
新型コロナウイルスの感染者について、長野県内では企業などが独自に公表する例が相次いでいます。県が4月6日に公表した伊那保健所管内(伊那市、駒ケ根市、上伊那郡6町村)の20代男性については、松本市内の大学が自大学の学生だと公表しました。ただ、この学生の場合、発症した3月28日と翌29日に塩尻市内の携帯ショップにアルバイトで出勤していたと、県が珍しく詳細を発表しました。お客さんに濃厚接触者がいる可能性があるとして、呼びかけをするためでした。
大学は公表した理由について、「県内の感染拡大を防ぐ上で意識啓発を組織の内外に呼び掛けるため」と説明しています。
また、上田保健所管内(上田市、東御市、長和町、青木村)で4月8日に確認された方の勤務先は、「重大な事案であり、客や社員に対し把握している限り正しい情報を出す必要があると判断した」としています。
あべはあべでも、長野県の阿部守一知事は、「他県の状況を見ていると、感染者数が指数関数的に増加している状況。できる限り早く患者の受け入れ体制を整えていく必要がある」と、県内でも感染が拡大している現状から、今後、感染者の増加を見据え4月中に500人収容できる体制を目指す方針を示しています。また、軽症・無症状の方については、宿泊施設や自宅での療養も検討しているとのことです。
ない、県は4月22日までを「感染対策強化期間」と位置づけ、阿部知事は県民に改めて首都圏などとの往来を控えるなど感染予防を呼びかけています。
今まで、感染確認されていなかった島根県で4月9日に、鳥取県で4月10日に感染が確認されています。
確実に「やつら(新型コロナウイルス)」の「足音(感染)」が「やってきて(拡がって来て)」います。
現在、世界中の科学者が新型コロナウイルスの正体を突き止めようと、研究を続けています。
新型コロナウイルスの最初の感染者の3分の2が中国・華南にある市場に接触していたことから、この市場と何らかの関係があるのではないかという説が最も有力ですが、その後の調査で報告された最初の感染者(2019年12月1日に症状が出始めた)と市場やそのほかの感染者との間につながりが確認されなかったことが分かっているそうです。また、現在、米国で感染拡大しているウイルスは中国のウイルスとは遺伝子配列が異なり、欧州由来だと分析されています。
新型コロナウイルス感染拡大において、わかっていないことだらけですが、ウイルスの発生源が何かについてのはっきりしたデータがないこと。感染源を突き止めることによって、今回のウイルスのパンデミック(世界的な大流行)につながった人間の行動や活動を分析することで、将来のリスク対応に関するヒントが得られると考えられています。
新型コロナウイルスは、なんにもない世界からやって来て、どこへ行こうとしているのでしょうか・・・。
二度と来ない今日のために、大切に過ごしましょう。そして、また、明日、ここで、お会いしましょう。