一度は食べてみたい(というよりも、拝んでみたい)ものです。
大阪市・梅田にあるファッションビル・ルクアの地下にあるうなぎ・串料理専門店「いづも」には総重量約1kgのデカ盛り、「ドーンと!!そびえる鰻玉丼(うなたまどん)」と言うものがあり、人気のようですが、いくら「土用の丑」と言えども、信州から暑いなか行く気がしません。
TVニュースで土用の丑ということで、やけに希少価値のうなぎ推しをしているので、スパパト(スーパーパトロール)をしていたところ、「そびえる鰻玉丼」に負けないような、笑える一品があったので・・・。
それが、バロー(岐阜県本社)で見つけた、この「てっぺんだし巻のうな盛丼」。
私が買えるので、うなぎ自体は中国産です。
ところで、スーパーに行くと、「国産」「中国産」と表示されていますよね。
中国産:中国で生まれたうなぎの稚魚を養殖して、それを日本に輸出した場合に表示
国産:中国から輸入した稚魚であっても、日本で養殖されたものに表示
つまり、稚魚が生まれた場所ではなく、養殖された場所が産地として表示されます。
なお、うなぎ店などでは産地を表示する必要はありませんが、スーパーなどで加工販売する際は産地の表示義務があります。
ちなみに、日本には「二ホンウナギ」という日本在来種がいるのですが、中国産のものは「ヨーロッパウナギ」という別の個体。
味に大きな違いはないものの、養殖方法が違い、
日本:ビニールハウスの中にプールを設置し、一定の温度管理と徹底した泥抜き
中国:「路地池」と呼ばれる池に放流させて育てる
どちらかというと、中国の方が野生的で皮が厚く大きい。
以前の中国産は泥臭さや品質が気になると言われていましたが、近年は養殖の技術向上し、おいしいものも増えてきているようです。