飯田OIDE長姫高等学校≠いいだ おいで おさひめ こうとうがっこう
来年の春に統合する県立飯田工業高校と飯田長姫高校の新校名を「飯田OIDE(オーアイディーイー)長姫」と内定したそうです。
アルファベットは飯田工業の建学の精神の
「Originality (オリジナリティー = 独創)」
「Imagination (イマジネーション = 想像)」
「Device (デバイス = 工夫)」
「Effort (エフォート = 努力)」
の頭文字だそうです。
近くに「おいで松」というのもあり、それにかけているも言われています。
アルファベットの入った高校となると、真っ先にあの有名なPL学園高等学校(大阪)を思い浮かびます。
ということで、ちょっと調べてみますと・・・PL学園を含めて4校ありました。
PL学園高等学校(大阪) ・・・ 「Perfect Liberty」
AICJ高等学校(広島) ・・・ 「Academy for the International Community in Japan」
YMCA学院高等学校(大阪、ほか) ・・・ 「Young Men's Christian Association」
ECC学園高等学校(滋賀) ・・・ 「Education・Communication・Community」
さて、このニュースを聴いた太郎。
「甲子園優勝校の名前が消えちまう!!」
そう。
その、飯田長姫高校硬式野球部は1935年の第21回全国中等学校優勝野球大会に出場し、1954年の第26回選抜高等学校野球大会にも出場し、小さな大投手と呼ばれた光沢毅さんを擁して優勝をしています。
飯田長姫高校は1921年の創設です。
学校名の長姫は開校時の校舎が飯田城、別名で長姫城跡地にあったことに由来しているとのことです。
1954年の選抜大会では、長野県内のオールド高校野球ファンにはお馴染みだった、身長157cmの小さな大投手と呼ばれた光沢毅投手で初出場初優勝しています。
そんな歴史もあり、県内での高校野球では人気のある学校の1つでもありました。
一つの歴史が幕を閉じて、新しい歴史が幕開けです。
なお、全国の公立高校でアルファベットの入る校名は、この飯田OIDE長姫高等学校が第一号となるとのことです。