難航していた(?)ドラゴンズの来季のスタッフ(監督、コーチ)編成がようやく発表されました。以前は、「10月25日のドラフトまでに発表」と関係者が言っていましたが、ドラフトも過ぎ、日本シリーズの移動日にようやくです。
ここまで、発表が伸びたのは「主だったOBがコーチ就任を拒否したから」「狙っていた人が他球団のコーチへ就任してしまったから」とかいろいろと推測されていますが、何はともあれ、与田監督はじめ新任のコーチは11月1日のナゴヤ球場での秋季キャンプに合流することになりました。
昨年までには監督以外は一軍、二軍の肩書なしでしたが、新体制では最初から分けているようです(新任は〇付き)。
一軍
監督 〇与田剛
ヘッドコーチ 〇伊東勤
打撃コーチ 〇村上隆行、波留敏夫
投手コーチ 〇阿波野秀幸、〇赤堀元之
バッテリーコーチ 〇中村武志
内野守備走塁コーチ 奈良原浩
外野守備走塁コーチ 〇工藤隆人
二軍
監督 小笠原道大
打撃コーチ 石井昭男、森野将彦
投手コーチ 〇門倉健、小笠原孝、〇浅尾拓也
バッテリーコーチ 田村藤夫
内野守備走塁コーチ 〇荒木雅博
外野守備走塁コーチ 英智
巡回野手コーチ 〇立石充男
コンディショニングコーチ 勝崎耕世、宮前岳巳、塚本洋
私の驚きは、一軍の外野守備走塁コーチに引退したばかりの工藤さんが就任と来たことです。引退時にコーチ就任との話が出ていたので、二軍担当となり、一軍には英智コーチだと思っていました。ということは、英智コーチは来年のナゴヤ球場での一塁コーチのお仕事が続くということなのでしょう。となると、一軍の一塁・三塁コーチは誰なんだということになりますが、おそらく、一塁が工藤コーチで、三塁が波留コーチという感じでしょうか。
あとは、村上コーチ、阿波野コーチ、赤堀コーチの元;近鉄バファローズの集合です。よくもまあ、元近鉄戦士をここまで集めたものだと。
なお、都裕次郎投手コーチ、岩田慎司投手コーチ、小川将俊バッテリーコーチ、渡辺博幸内野守備走塁コーチ、松岡功祐前育成コーチはコーチングスタッフ以外に配置転換の見込みだそうです。
これで、難航していたと思われるコーチングスタッフの陣容が固まりました。基本的に与田人脈を中心とした顔ぶれとなっていると思いますが、その中でキーマンはやっぱり、伊東ヘッドコーチでしょう。
さて、与田監督が先日のドラフト会議で、今年最大の注目株だった根尾昴選手(大阪桐蔭高)の指名で、見事当たりクジを引き当てました。おまけに2位指名で、ドラ1候補と言われていた梅津晃大選手(東洋大)まで指名できました。ドラゴンズファンにとって、大きな喜びとなるプレゼント。
次は、勝ち星を積み重ねての「勝利」というプレゼントをファンは待っています。