野球小僧

国技館へ行こう!!

いろいろとありますが、迫力満点の相撲観戦に一度は行ってみたいものです。

でも、「そもそもどこで買えばいいのか、いくらかかるのか分からない」という方もいると思います。前売りチケットはほとんどが発売時に完売しちゃいますし、当日券も連日完売。それでもご安心ください。「当日自由席券」を購入しての観戦という最終手段があるのです。

本場所が行われる両国国技館では1月、5月、9月の3場所が開催されます。この3場所では前売り券が完売していても、当日券は必ず発売されるのです。場所は2階イス席の最後列400席(4面×100席)分が当日自由席として確保されているのです。それ以外にも、マス席、イス指定席が残っていれば、それも当日券として発売されます。

2階イス席の当日自由席券の価格は税込み2200円とお安い。さらに驚くべきは、子ども(15歳以下)料金がたったの200円になります。ただし、この当日券が発売されるのは朝7時45分と早い。通常、国技館正面には朝早くから当日券を求めるお客さんの行列ができるそうです。列が多くなると整理券が配布され、列を離れることができるようにはなりますが、この整理券は1人1枚制度。整理券1枚につきチケット1枚しか購入できませんので、グループ観戦の場合は列に並ぶ時点で「7時だよ! 全員集合」とならなければなりません。さらに、初日・千秋楽を含む土日は徹夜組が出る時もあるそうで、かなり早い時間から並ばなければなりません。最近は、週末など早い時だと発売時間前、平日など遅い時でも午前10時前後に当日券が完売することが多いそうで、「朝早い」ことが、この観戦方の最大の悩みになります。

当日券が無事入手できましたら、8時の開場とともに館内へと入ります。何しろ当日券組は自由席ですから、座席を確保しなければなりません。なお、入口では当日の取組表がもらえるそうです。自由席の中での特等席は、見やすい正面側の中央や移動しやすい通路そばの席になるそうです。ただし、1人で何人分もの座席を取るのはルール違反ですので、くれぐれもご注意願いいます。

取組は、初日は8時25分頃、13日目から千秋楽は10時頃に開始されますが、それらの日以外はだいたい8時30分過ぎに開始されます。新弟子検査合格者らが出場する「前相撲」(8時25分開始)は3日目(大阪での3月場所のみ2日目)から行われ、第1週で終わってしまうので、見たければ注意が必要です。

取組は番付の階級順に序の口、序二段、三段目、幕下と進行します。この時点ではマス席はポツポツと人がいる程度で、淡々と取組が進みます。下位力士の取組も面白いものはあります。

十両の土俵入りは2時ころから始まり、取組が進むあたりからマス席も埋まってきて、場内も多くの席が埋まっていきます。4時ころには幕内、横綱の土俵入りが始まります。誰でも知っている力士たちが次々に登場し、熱く激しい取組が次々に展開されていきます。

結びの一番が終わるの6時前。最後の弓取り式まで見て会場を後にしても、6時ころです。

下から取組を見続けていくと、番付が上がるにつれて、力士の様子が目に見えて違ってくることが分かる。やはり上の力士になるほど、体も出来上がっているし、土俵上の所作も堂々としています。何より、取組が力強く、激しい攻防が見られます。ま、早い話が学童野球のBチームからAチーム、中学野球、高校野球、大学野球、社会人野球、プロ野球を一日で全試合見るようなものです。
世間的に話題になるのは最上位の幕内、その下の十両ぐらいまでだが、下位の力士から見ていくと「上位がいかにすごいか」が改めて分かる。力士の世界は横綱を頂点とするピラミッド構造、大相撲の本場所は一日でそのピラミッドのほぼ全貌が見渡せる機会です。

取組もいいですが、館内も面白いそうです。
10時を過ぎると多くの売店がオープンしており、たくさんの土産物が並びます。お菓子、Tシャツ、キーホルダー、博多人形、トランプ、タオル、文房具、書籍などなど。

相撲博物館は入場無料。期間ごとに展示テーマが変わり、貴重な資料が多数展示されています。また、この博物館は場所中以外の日も無料で観覧できます。何しろ、無料という響きがいいです。

国技館正面のロビーや通路でも様々なファンサービスが行われている。相撲協会公認キャラ「ひよの山」と一緒に写真撮影ができたり、SNS登録によって記念品がもらえることもあるそうです。

また、本場所中に2日程度開催される「和装day」というのがあるそうです。この日に着物や浴衣で観戦すると、記念品がもらえたりといった特典があります。実はこの「和装day」は元貴乃花親方の考案によるものなんだそうです。これも含めた各種のファンサービスは、大相撲危機の時に始められたものが多いとのことです。

さて、まる一日を国技館で過ごしているとお腹もすいてくると思います。大相撲と言えば、何といっても「焼き鳥」と「力士弁当」です。この相撲名物の焼き鳥は、国技館地下の工場で作られているそうです。また、冷めてもおいしいのが満点です。東京都内の主要なJR駅でも売っています。また、横綱・大関が自らプロデュースした力士弁当は、それぞれの好物や出身地の名産が入っているそうです。

もう一つ。地下大広間では相撲部屋で力士が食べているのと同じちゃんこを、1杯300円で試食できるそうです。これは場所ごとに担当部屋が代わり、なおかつ5日ごとにメニューが変わるとのことです。

他にも1階西側から館外に出る(国技館からは1回のみ外出可能です)と、通路で上位力士の「入り待ち」がみられるそうです。横綱、大関をはじめ、上位の力士たちがここの通路を通って会場入りするので、その姿を眺め、声をかけたいというファンが並ぶ、人気スポットになっているそうです。

さて、大相撲でも見に行くとしますかな(現時点で、予定なし)。


コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
相撲を観に行きたいとは思っているのですが、なかなか実現までは至っていません。でも、生きているうちに一度くらいは。

希望はお土産付きの升席ですが。一日座っていると、お尻が痛くなりそうで。

ということで、都内のJR駅弁屋さんで売っているお土産の焼き鳥で我慢しているところです。

なお、国技館にはプロレスは似合わない。
eco坊主
おはようございます。

私の娘が「スー女」です。
石浦関のサイン&ツーショット、逸ノ城関とのツーショット、それ以外にも多くの力士との画像を見せてもらいました。

国技館は面白そうですよね。
行くなら序の口辺りから見たいもんです。
服部桜関の負けっぷりも・・・?

ちゃんこの300円も魅力だなぁ~(笑)
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