「ダービー(Derby)」とは、英国の名家の一。競馬のオークスやダービーは第12代のダービー卿が創設。
英国ロンドン郊外のエプソム・ユーエルのエプソム競馬場で毎年6月上旬に行われる、サラブレッド3歳馬による競馬。距離1.5マイル(約2400m)。クラシックレースの一つで、1780年に初開催されています。
日本では英国のダービーにならって中央競馬のいわゆるクラシック競走の一つとして毎年5月に行われる「東京優駿(とうきょうゆうしゅん)」の副称として「日本ダービー」と呼ばれ、東京競馬場で行なわれます。2024年は5月26日に開催されました。
出走馬は3歳のサラブレッド系牡馬と牝馬で、距離2400m、負担重量牡馬57kg、牝馬55kg。1932年に目黒競馬場で距離2400mの東京優駿大競走として創設。1934年より東京競馬場に移り、1938年東京優駿、1948年優駿、1950年東京優駿競走に名称変更とともに「日本ダービー」の副称が付され、1964年東京優駿(日本ダービー)となりました(1945、1946年は中止)。
ちなみに、「クラシック‐レース(classic race)」とは近代の競馬で、サラブレッドの3歳馬による格の高い重賞競走。日本の中央競馬では、「皐月賞(さつきしょう)」「東京優駿(ダービー)」「菊花賞」と、牝馬限定の「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」を5大クラシックレースとしています。
また、サッカーなどの球技で、同一地域に本拠地をおくチーム同士の試合を指す意味で使われるのが、「ダービーマッチ(derby match)」。
こちらも「ダービー(derby)」つづりは競馬の「ダービー(derby)」と同じですが、語源については英国中部のイースト・ミッドランズ地方のダービーシャー州にある都市のダービーという説があります。ここでは毎年「聖ペテロ教会」と「オールセインツ教会」の2つの教会区に分かれ、町内を二分して行われるフットボール(現在のサッカーとは異なる)の試合があり、そのことから地域を二分して試合することを「○○ダービー」と呼ぶようになったというものです。
現在では基本的には都市単位など地理的なものであり、発祥の地とされる英国ではあくまでも同一の都市や州の範囲内ですが、イタリアでは歴史的な都市間の対立で地理的要素は関係なく、スペインでは民族問題、ブラジルやアルゼンチンでは所得格差による社会的な対立など、いろいろと違いがあったりします。
日本では、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)発足以前の日本サッカーリーグ(JSL)でも、「○○決戦」という表現が「ダービーマッチ」に近く、「ヤマハ発動機 vs. 本田技研工業」は「天竜川決戦」と呼ばれていました。
日本で「ダービー」という表現が使われるようになったのは1993年のJリーグ開幕によって、「ヴェルディ川崎 vs. 横浜マリノス(ナショナルダービー)」と「横浜マリノス vs. 横浜フリューゲルス(横浜ダービー)」の2つだけでした。
現在ではいろいろなダービーがあります。たとえば・・・
福島ダービー:福島ユナイテッドFC vs. いわきFC
茨城ダービー:鹿島アントラーズ vs. 水戸ホーリーホック
千葉ダービー:ジェフユナイテッド市原・千葉 vs. 柏レイソル
東京ダービー:FC東京 vs. 東京ヴェルディ1969
東京クラシック:東京ヴェルディ1969 vs. FC町田ゼルビア
神奈川ダービー:川崎フロンターレ vs. 横浜F・マリノス vs. 横浜FC vs. Y.S.C.C.横浜 vs. 湘南ベルマーレ vs. SC相模原
信州ダービー:松本山雅FC vs. AC長野パルセイロ
富士山ダービー:ヴァンフォーレ甲府 vs. 清水エスパルス
静岡ダービー:清水エスパルス vs. ジュビロ磐田 vs. 藤枝MYFC vs. アスルクラロ沼津
大阪ダービー:ガンバ大阪 vs. セレッソ大阪 vs. FC大阪
伊予決戦 :愛媛FC vs. FC今治
福岡ダービー:アビスパ福岡 vs. ギラヴァンツ北九州
ちなみに、「はらたいらさんに3000点」というのは、「クイズダービー」。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
英国ロンドン郊外のエプソム・ユーエルのエプソム競馬場で毎年6月上旬に行われる、サラブレッド3歳馬による競馬。距離1.5マイル(約2400m)。クラシックレースの一つで、1780年に初開催されています。
日本では英国のダービーにならって中央競馬のいわゆるクラシック競走の一つとして毎年5月に行われる「東京優駿(とうきょうゆうしゅん)」の副称として「日本ダービー」と呼ばれ、東京競馬場で行なわれます。2024年は5月26日に開催されました。
出走馬は3歳のサラブレッド系牡馬と牝馬で、距離2400m、負担重量牡馬57kg、牝馬55kg。1932年に目黒競馬場で距離2400mの東京優駿大競走として創設。1934年より東京競馬場に移り、1938年東京優駿、1948年優駿、1950年東京優駿競走に名称変更とともに「日本ダービー」の副称が付され、1964年東京優駿(日本ダービー)となりました(1945、1946年は中止)。
ちなみに、「クラシック‐レース(classic race)」とは近代の競馬で、サラブレッドの3歳馬による格の高い重賞競走。日本の中央競馬では、「皐月賞(さつきしょう)」「東京優駿(ダービー)」「菊花賞」と、牝馬限定の「桜花賞」「優駿牝馬(オークス)」を5大クラシックレースとしています。
また、サッカーなどの球技で、同一地域に本拠地をおくチーム同士の試合を指す意味で使われるのが、「ダービーマッチ(derby match)」。
こちらも「ダービー(derby)」つづりは競馬の「ダービー(derby)」と同じですが、語源については英国中部のイースト・ミッドランズ地方のダービーシャー州にある都市のダービーという説があります。ここでは毎年「聖ペテロ教会」と「オールセインツ教会」の2つの教会区に分かれ、町内を二分して行われるフットボール(現在のサッカーとは異なる)の試合があり、そのことから地域を二分して試合することを「○○ダービー」と呼ぶようになったというものです。
現在では基本的には都市単位など地理的なものであり、発祥の地とされる英国ではあくまでも同一の都市や州の範囲内ですが、イタリアでは歴史的な都市間の対立で地理的要素は関係なく、スペインでは民族問題、ブラジルやアルゼンチンでは所得格差による社会的な対立など、いろいろと違いがあったりします。
日本では、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)発足以前の日本サッカーリーグ(JSL)でも、「○○決戦」という表現が「ダービーマッチ」に近く、「ヤマハ発動機 vs. 本田技研工業」は「天竜川決戦」と呼ばれていました。
日本で「ダービー」という表現が使われるようになったのは1993年のJリーグ開幕によって、「ヴェルディ川崎 vs. 横浜マリノス(ナショナルダービー)」と「横浜マリノス vs. 横浜フリューゲルス(横浜ダービー)」の2つだけでした。
現在ではいろいろなダービーがあります。たとえば・・・
福島ダービー:福島ユナイテッドFC vs. いわきFC
茨城ダービー:鹿島アントラーズ vs. 水戸ホーリーホック
千葉ダービー:ジェフユナイテッド市原・千葉 vs. 柏レイソル
東京ダービー:FC東京 vs. 東京ヴェルディ1969
東京クラシック:東京ヴェルディ1969 vs. FC町田ゼルビア
神奈川ダービー:川崎フロンターレ vs. 横浜F・マリノス vs. 横浜FC vs. Y.S.C.C.横浜 vs. 湘南ベルマーレ vs. SC相模原
信州ダービー:松本山雅FC vs. AC長野パルセイロ
富士山ダービー:ヴァンフォーレ甲府 vs. 清水エスパルス
静岡ダービー:清水エスパルス vs. ジュビロ磐田 vs. 藤枝MYFC vs. アスルクラロ沼津
大阪ダービー:ガンバ大阪 vs. セレッソ大阪 vs. FC大阪
伊予決戦 :愛媛FC vs. FC今治
福岡ダービー:アビスパ福岡 vs. ギラヴァンツ北九州
ちなみに、「はらたいらさんに3000点」というのは、「クイズダービー」。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。