カレンダー上では2024年7月3日まであと約1ヶ月になりました。
2024年7月3日と言えば「2024年7月3日から問題」(私が勝手に決めた問題)。
「2024年7月3日から問題」とは・・・まずは財務省のXツィートを抜粋しましたのでお読みください。
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本日、2024年7月3日から日本銀行が発行を開始する新日本銀行券の様式(図柄等)を定めました。
!ご注意ください!
現行の日本銀行券は、新日本銀行券発行後も引き続き通用します。「現行の日本銀行券が使えなくなる」などの詐欺行為(振り込め詐欺など)にご注意ください。
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2024年7月に予定されている新紙幣の発行。
福沢諭吉さんが渋沢栄一さんに変わり、しばらくは違和感だらけになるかと思いますが、現代はキャッシュレスの方も多いので現物をてにしないまま、いつのまにか変わっていて、「何じゃこりゃあ?」となる方もいらっしゃるかも知れません。
ということもあってか、「安心してください。使えますよ」と財務省は広報活動しているのでしょう。
私的にはほとんど触れ合う機会がない日本銀行券のなかで最高額面の一万円紙幣。ではなく、最少額面の千円紙幣について歴史をさかのぼってみます。
■日本武尊さんバージョン(失効券)
正式名:甲号券
発行開始日:1945年8月17日(告示上:1942年4月20日)
通用停止日:1946年3月2日(証紙貼付券に限り1946年10月31日)
■聖徳太子さんバージョン(有効券)
正式名:B号券
発行開始日:1950年1月7日
支払停止日:1965年1月4日
■伊藤博文さんバージョン(有効券)
正式名:C号券
発行開始日:1963年11月1日
支払停止日:1986年1月4日
発行期間中に記番号(お札に印刷されている番号)が129億6千万を発行したため番号がなくなり、初期の印刷色の黒色から青色に変更。
記番号印刷色変更(黒→青):1984年1月27日
■夏目漱石さんバージョン(有効券)
正式名:D号券
発行開始日 1984年11月1日
支払停止日 2007年4月2日
2024年7月3日と言えば「2024年7月3日から問題」(私が勝手に決めた問題)。
「2024年7月3日から問題」とは・・・まずは財務省のXツィートを抜粋しましたのでお読みください。
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本日、2024年7月3日から日本銀行が発行を開始する新日本銀行券の様式(図柄等)を定めました。
!ご注意ください!
現行の日本銀行券は、新日本銀行券発行後も引き続き通用します。「現行の日本銀行券が使えなくなる」などの詐欺行為(振り込め詐欺など)にご注意ください。
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2024年7月に予定されている新紙幣の発行。
福沢諭吉さんが渋沢栄一さんに変わり、しばらくは違和感だらけになるかと思いますが、現代はキャッシュレスの方も多いので現物をてにしないまま、いつのまにか変わっていて、「何じゃこりゃあ?」となる方もいらっしゃるかも知れません。
ということもあってか、「安心してください。使えますよ」と財務省は広報活動しているのでしょう。
私的にはほとんど触れ合う機会がない日本銀行券のなかで最高額面の一万円紙幣。ではなく、最少額面の千円紙幣について歴史をさかのぼってみます。
■日本武尊さんバージョン(失効券)
正式名:甲号券
発行開始日:1945年8月17日(告示上:1942年4月20日)
通用停止日:1946年3月2日(証紙貼付券に限り1946年10月31日)
■聖徳太子さんバージョン(有効券)
正式名:B号券
発行開始日:1950年1月7日
支払停止日:1965年1月4日
■伊藤博文さんバージョン(有効券)
正式名:C号券
発行開始日:1963年11月1日
支払停止日:1986年1月4日
発行期間中に記番号(お札に印刷されている番号)が129億6千万を発行したため番号がなくなり、初期の印刷色の黒色から青色に変更。
記番号印刷色変更(黒→青):1984年1月27日
■夏目漱石さんバージョン(有効券)
正式名:D号券
発行開始日 1984年11月1日
支払停止日 2007年4月2日
記番号印刷色の変更や偽造防止対策などマイナーチェンジあり。また、中央省庁再編および独立行政法人化に伴う製造者の名称変更により、製造者名が「大蔵省印刷局」、2001年5月14日発行分から「財務省印刷局」、2003年7月1日発行分から「国立印刷局」と3度変更。
記番号印刷色変更(黒→青):1990年11月1日
記番号印刷色変更(黒→褐色)、マイクロ文字印刷追加など:1993年12月1日
記番号印刷色変更(褐色→暗緑色):2000年4月3日
製造者名変更(大蔵省印刷局→財務省印刷局):2001年5月14日
製造者名変更(財務省印刷局→国立印刷局):2003年7月1日
■野口英世さんバージョン(有効券)
正式名:E号券
発行開始日:2004年11月1日
発行中
発行中の千円紙幣は、2004年から発行されているE号券。このほかにかつて発行された甲号券、B号券、C号券、D号券があり、これまでに発行された千円紙幣は全5種類。このうち甲号券以外の4種類は現在法律上有効。
記番号印刷色変更(黒→褐色):2011年7月19日
記番号印刷色変更(褐色→紺色):2019年3月18日
■北里柴三郎さんバージョン(未発行)
正式名:F号券(仮)
発行開始日:2024年7月予定
いま(2024年3月時点)このバージョンを持っていると、それはニセ札です。
実は千円紙幣よりも一万円紙幣の方が流通枚数は多いそうです。私とはほとんど触れ合う機会がないのですけど・・・。
ということで新紙幣が流通することになるのですが、「現行の日本銀行券が使えなくなる」「新紙幣はまだ使えない」などを口実にした、いわゆる振り込め欺などにご注意くださいませ。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。