以前、地球の自転について、「1日の長さが変動するのは珍しいことではないそうですが、2020年に地球の自転が速くなったのは全体的にスピードアップしている兆候かもしれないらしいです」ということを書きました(地球はひとつ / フォーリーブス - 野球小僧 (goo.ne.jp))。
その中で、「地球の自転速度を観測している科学者は、2021年にはさらに短くなると予測し、2021年の1日は、8万6400秒よりも平均で0.05ミリ秒、また、個々の日では最大で1.5ミリ秒短くなる可能性があり、1年で合計すると約19ミリ秒短くなると予測しています」とも紹介しました。
地球が完全な球体ではなく不規則な形状であるため、また、ほかの地質学的影響によって、地軸がわずかにぐらつくことがあるからこのようなことが発生するそうです(難しいことは私にはわかりません)。
そして、実際にこの予言どおり、2022年6月29日は8万6400秒(24時間)より1.59ミリ秒短かったそうです。
ここ数10年間は地球の自転は遅くなっており、1日がわずかに長くなってきていますが、ここ数年間では逆に1日が短くなってきているとのことで、どうやら1日が終わるのが早いのは私の気のせいではなかったのです。そういえば、6月29日は確かに早かったと思っています(何をしていたのかの記憶は定かではありません)。
ただ、「1.59ミリ秒=0.00159秒」ですから、毎日、これだけ短くなったとしたら1年間で約0.58秒短くなり、2年に1度「うるう秒」で調整していくことになっていく可能性もあります。ただ、本当に人間が体感するには、1000年後に約10分という単純計算になります。
(「こうのとり」から見た地球)
世の中、経済的には不公平なこともありますが、時間だけは誰もが同じだけのものを持つことができます。時間をどう過ごすかは人それぞれの考えがあると思いますが、お金と違って時間は貯めておくことはできません。そして、過ぎた時間は戻ってきません。いくらお金持ちであっても、時間というものは自分の手元に置いておくことはできません。
同じ時間なのに、長く感じられたり、一瞬に感じられたりするような感覚的な時間、何か特別な時間、そして、(いい意味で)いつまでも記憶にとどまる時間もあります。
そんなかけがえのない時間は大事にしたいものです。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。