「KENSOUL! 日本の心~八木節×相模原~」は八木節をモチーフにした神奈川県立相模原高のオリジナルチャンステーマです。県相模原高の通称「県相(けんそう)」と魂「SOUL」から成る造語です。
2014年の第34回定期演奏会で演奏されたのが最初で、吹奏楽部の顧問先生が作曲しています。その後応援歌として用いられるようになりました。
リズ・オガンボさんのアルバム名と混同はしないように注意してください。
県相模原高は、「相模原地区の進学を担う全日制普通科高校を」との地元の要請に応え、県立相原高の普通科が分離独立する形で1964年4月に開校した男女共学校です。近隣に光明学園が運営する私立相模原高があるため、区別のために県相(けんそう)と呼ばれています。
県教育委員会から学力向上進学重点エントリー校として指定を受けており、卒業生のほぼ100%が4年制大学に進学する新学校でもあります。高校HPによると昨年度の主な4年生大学の合格状況は、東京大2人、一橋大2人、横浜国大7人、首都大学東京25人、慶応大11人、上智大20人、東京理科大16人、早稲田大35人などです。難関大への進学実績を積み重ねる県相模原高はもちろん偏差値が高く、入学難度は高くなっています。
硬式野球部は夏の全国高等学校野球選手権大会神奈川県大会で2014年にベスト8、北神奈川県大会で2018年にベスト8入り。神奈川県高等学校野球春季大会で2015年に準優勝。神奈川県高等学校野球秋季大会で2014年にベスト4と、私立強豪校の多い神奈川県において、上位に進出しています。
その硬式野球部は今夏の第101回全国高校野球選手権神奈川大会はノーシードで勝ち上がって来ており、先日(7月25日)行われた準々決勝で第1シードの強豪、横浜高と対戦。7回裏に5点差を追いつき、8回表に横浜高に再び勝ち越されましたが、その裏にプロ注目のピッチャー・及川選手を攻略して3点を奪い、逆転勝ちし、創部史上初のベスト4入りを果たしました。
横浜 201020010|6
相模原00000053x|8
県内トップクラスの進学校の快進撃は、もちろんネットでも話題になり、「すごい!」「鳥肌が立った!」「県立相模原惚れた」「すごい。すごい。すごい」「県立相模原えぐい、横浜に勝った!!!!!!鳥肌止まらん」「すごいぞ!県立相模原!そのまま行け!」「授業中も一切手を抜かず、部活も朝から晩まで一年中、ずっとずっと努力し続けています。そんな彼らには、本当に甲子園に行って欲しいと思っています。頑張れ県相!!」などのコメントがありました。また、横浜高ファンからも、「残念だけど、ノーシードで横浜に勝った相模原お見事と言うしかありません」というコメントがありました。
実は私、最近、用事があって県相模原高の近くを何度かとおることが多いこともあり、今年の進撃にはとてもうれしく思います。
準決勝では因縁の東海大相模高と対戦します。昨夏の準々決勝で9回裏に3点を奪われ、逆転サヨナラ負けを喫している相手です。昨年のリベンジを果たしたい県相模原高にとっては、横浜高をに続いて、最高の舞台となりました。
長野県でも公立校が強豪私立高を撃破して、甲子園出場を決めました。鳥取県でも、公立校が甲子園目指して、強豪私立高と今日、決勝を戦います。
県相模原高に、神奈川県高校野球の新しい歴史を作ってもらいたいと願います。
山高し 谷深し そびえ かさなり
希望の空 晴れて あかるし
花もさき 月も照る
春秋は 天地とともに
いのちよ つねに さかえあれ
ちなみに、県相模原高の偏差値は68です。
県相模原高硬式野球部で野球したいのであれば、素振りよりも勉強しなければなりません。