暑くなるとよく見かけるのが、ハンディ扇風機です。ここ2~3年くらいの間で1人1台とまではいかないでしょうけど、100円では売っていませんけど100円ショップ、ホームセンターや電器店などではたくさんの種類が売られています。
一方で、何やら丸い形をした怪しいもの(らしい)が流行っているらしいです。確かに一部のドラッグストアなどに行っても「売り切れ」だったりしているのが、これです。
これは首元に付けることで身体を冷やすことができる冷却グッズです。これはスポーツ用品店で入手したものです。
ほかにもいろいろな種類のものが、いろいろなところで販売されていますが、基本的には同じ原理です。そして、何よりもその効果が期待できそうなのは、うたい文句が「アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した新素材」を使用しているところです。
使われているのはPCM(Phase Change Material)という素材です。PCMは厳しい温度環境から宇宙飛行士を守るために研究開発されたもので、周囲の温度が上昇しても熱を保存および吸収して一定温度(28℃)を保ってくれるという、原理を説明されても私には理解できないものです。何しろ、高校時代の化学のテストで5点だったことがありますから。
28℃以下でひんやりした個体に変化し、28℃以上で液状化するという、まったく不思議なものです。つまり、保冷剤などと違って28℃以下で勝手に冷たくなってくれる、「冷却する必要がなく」「結露がでない」のでかなり有能なものです。もちろん、冷蔵庫で冷やせば、冷たさは倍増するかどうかはわかりませんが、冷却時間の短縮になるそうです(冷却時間目安:冷凍庫 約10分、水道水 約30分、28℃以下の環境 約3時間)。
ということで、実際に装着して日が昇る前に歩いてみました・・・日が昇る前に起きるのが第一関門でした。
使ってみますと、これはなかなか有能です。
不満はとくにありません。冷却効果時間は約90~約120分(体温36.5℃前後、気温36℃の場合)と、「CORE COOLER」よりも長時間使えるのは、NASAの技術力とでもいえるでしょう。また、両手が自由に使えるというのもいいです。
ただ、サイズを間違えて使うと首の頸動脈を冷やすとともに締め付けしまい、きゅうくつな感じがし、場合によってはプロレスラーの藤波辰爾選手に「ドラゴン・スリーパー」を決められたときのように落ちるかもしれません(決められたことはないですが)。ウォーキングにはいいかも知れませんが、ジョギング以上の運動の場合にはちょっと気になります。
もう1つ不満を感じたのは28℃という微妙ともいえる温度。「CORE COOLER」よりも「冷やしすぎない」ので、日が昇る前の場合、むしろ気温の方が低いので、「意味あるのかな?」という感じです(個人の感想です)。ということは、真昼間に実験してみた方が、有難味を感じるということなのかも知れません。
何はともあれ、「CORE COOLER」と「COOLOOP」などいろいろな暑さ対策グッズが出てきており、少しでも暑さを和らげたい方は検討してみもいいと思います。特に、COOLOOPのように首にかけるタイプのものは、暑いさなかに台所でご飯の準備をするときにはもってこいかも知れません。気になる方はお試しくださいませ。
暑い日が続き、体調を崩しやすいですが、どうぞ、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。