春季鳥取県高校野球大会最終日は4月29日に、コカ・コーラ野球場で決勝と3位決定戦が行われました。
決勝は昨秋の県大会決勝と同じ顔合わせとなり、3季連続優勝を狙う鳥取城北高と今年の選抜出場の米子東高との一戦は、米子東高が2回にタイムリーヒットなどで逆転。3回にも2点を追加してリードを広げました。鳥取城北高は2回にタイムリー内野安打で先制し、9回に1点を返したものの、追い付けませんでした。
米子東高は20年ぶり15度目の優勝を果たし、中国大会(6月1日~3日・広島県みよし運動公園野球場)の出場権を得ました。
決勝
城北 0 1 0 2 0 0 0 0 1|4
米東 0 3 2 0 0 0 0 1 x|6
なお、3位決定戦は鳥取商高が制し、米子東高、鳥取城北高の3校が山陰大会(6月7日~9日・島根県松江市営野球場)に出場します。
3位決定戦
鳥商 2 3 0 0 2 0 0 2 0|9
倉東 0 0 1 1 1 0 0 0 0|3
ベスト4は鳥取城北高、倉吉東高、鳥取商高、米子東高のシード校が今夏の鳥取大会のシード権を獲得しました。
この準々決勝では、倉吉東高は期待の鳥取工高に5-2で快勝、鳥取城北高は鳥取育英高に7-4の逆転勝ち。米子東高は境高に12-0で2試合連続のコールド勝ちで3年連続の準決勝進出を果たしています。
岩美町民野球場で行われていた鳥取商高 vs. 米子松蔭高は、降雨の影響によるグラウンド不良のため、会場をコカ・コーラ野球場に移して2回から続開されました。延長10回に鳥取商高がサヨナラ勝ちしています。
現状の鳥取県勢の勢力図では、ベスト4へ食い込むのはちょっと難しそうな感じですが、夏の予選はまた別です。三年生球児のさらなる飛躍に期待します。