私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
新型コロナウイルス感染。最近は緊急事態宣言解除とそれに伴う要請の緩和ばかりが話題になっており、あまり、「シューソク」という言葉が聞かれませんが、新聞記事やTVのテロップには、「収束」と「終息」の2つの漢字が使われています。
「終息」と「収束」とは非常に意味が近いのですが、 使い分ける必要があります。
終息:「終」は文字どおり「終わる」という意味ですが、「息」という漢字にも「止<や>む」という意味があります。つまり「終息」は、似た意味の漢字を2つ重ね合わせて「完全に終わる」という意味になっていると考えることができます。
収束:「収まる」「束ねる」ということから、「(状況・事態などが)ある一定の状態に落ち着く」という意味になっています。例えば、「問題・感染状況」などについて使うことが多く、「新型肺炎」といった病気自体が「収束する」という言い方(書き方)は、あまりしません。
つまり、「終息」とは「混乱した状態が完全に終わったこと」であり、「収束」とは「混乱した状態がいったん落ち着くこと」を意味します。現時点の日本では、「収束」は見えてきているような感じはありますが、「終息」はまだ見えない段階だと思います。
なお、似た言葉で、「集束」というものもありますが、これは「光の束が一か所に集まること」を意味する物理学の専門用語です。
さてさて、東京オリンピックの開催時期が、2021年7月23日~8月8日に決まりました。安倍晋三首相は来年の開催について、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証」とするとコメントしています。
つまり、その「証」のためには、感染拡大が「収束」し、世界中に完全な「終息」宣言が出る必要があると思います。終わりの見えない長期戦が必要とも言われていますし、共生していくことも言われています。
もちろん、世界中の人が東京オリンピックを「完全な形」で実現できることを願っています。
そのためには「完全制圧」でしょうから、「終息」宣言となることでしょう。
♬最後には 笑えるように
日は沈んでも、また、今日も日が昇っています。たとえ、雲で隠れていたとしても。
最後には 笑えるよう、自分の歩むべき道を見つけることができるように、新しい朝を迎えたいと思います。
また、明日、ここで、お会いしましょう。